また雨ですね。寒いし、外へ出るのも億劫になります。
今日は、真面目に江戸切子の種類(技法)について
書いてみます。
皆さんが良く見かける江戸切子は矢来、篭目、
菊篭目等の切子を組み合わせたものが多いかと思いますが、
江戸切子は大きく分けて、切子と平切子があります。
また、切子の中でも所謂切子と花切子があります。
今日は、花切子についてです。
花切子は、花鳥風月を切子したもので、少し薄めの素材に
向いた切子です。
当店では、梅、藤、薔薇、すずらん、桜、鮎、イルカ、帆船、
そして、うさぎ、ネコ、音符、竹、等沢山の柄を切子しています。
同じ道具で、同じ手で切子も花切子も切子します。
手の動かし方は、普通の切子よりむしろ難しいのですが、
時間的に切子より短時間で仕上がりますので、価格も
切子よりお安くなります。
これから、春爛漫の季節に、グラスに梅や桜が咲き乱れていたら
とても楽しい時間が過ごせると思いませんか?
プレゼントにも最適なグラスがあります。
ホワイトデーのプレゼントにもいいですね。
普通、切子の職人は切子を、花切子は花切子の職人がやりますが、
主人は両方やりますので、お客様に大変喜んで頂いております。
亀戸天神の梅祭りのおついでにでも、覗いて見てください。