2月になり、明日は節分です。
一年で一番寒い時期でしょうか。
江戸切子には沢山のパターンがあり、
職人によっても様々なデザインがあり、
同じ菊篭目でも、職人によって雰囲気が違ったりと、
個人差が出て面白いのですが、粋で清清しいと、
御客様は良く言ってくださいます。
一つの器に細かく沢山盛り込むこともしますが、
引き算もします。
目指すのは和風、粋ですから。
その最たる作品が、この花火です。
中を覗くと万華鏡のような世界があります。
底まで見て欲しい一品です。勿論、実物の方が美しいです。
楕円形の窓は、細かく切子する以上の
手間のかかる作業(磨き)をしてこのように輝きます。
「細かく切子してあるのが価値があるのですか?」と聞かれますが、
価値は御客様がお決めになることだと思います。
簡単そうに見える事が以外に職人の腕を試される技術であったりします。
一度、実物を見にお出でくださいね。
天神様は梅祭りです。