高2の娘は毎日吹奏楽部の練習で帰りが遅い。
土日も出かけているし、去年の秋ごろからはこの春の定期演奏会のための事業費を稼ぐため広告募集をして廻っている。 休日も友だちと自転車で佐賀市まで・・・・。
先日も「一日中廻っても一件もとれなかった。」と嘆いていた。おまけに昨日は寒空で風邪をひいてしまったみたいだ。
広告集めの厳しさを知る父としては「こんな効率の悪いことしないでも・・・・。」と考えてしまうけど、これはこれで部活の伝統らしい。
しかしこの不況時、そんなに広告が取れるはずもなく、みかねて応援をしてしまう。
応援をしたはいいが、広告料以上の付き合いをしなければいけないところもあり・・・やはり現実は厳しいのである。
「どなたか、広告お付き合いいただけませんか~~??」
ただ、いいこともある。
この広告集めで親子の団結が少し強まった。 そして娘は社会の厳しさに嘆きながら、仕事の大変さも少し理解してくれてるみたい。
「お父さん手伝うよ!」なんて今まで言ってくれたことがない言葉が飛び出した。
「なんか嬉しいな・・・・。」 すぐにノセられてしまう単純な父なのである。
娘、嫁、そして下の娘も広告集めなのかドライブなのかわからないけれど、また三人で出かけた。
本当に姉妹のような親子だ。
ほどほどに頑張んなさい。 そして本番もしっかりね。
子どもたちは、いつの日か「親離れ」して行きます。
貴重な「親子の時間」を大切にされて下さい。
失礼しました。