昨年に続き、第8回きさらぎ杯少年剣道大会に行ってきました。
小中学生290チーム、2000人近い剣士たちたちとその応援団で県総合体育館は熱気ムンムンです。
あの剣道独特の汗の匂いがぷ~んとしてきます。 つい昔を思い出します。だからこの匂いは決して嫌ではないのです。
開会式で「君が代」を独唱です。何せこの人数です、壇上にはこの世界では有名な先生方が大勢です。緊張しないことはありませんが、これも僕なりの真剣勝負です。マイクもありません。観客に戦いを挑むようにできるだけ通る声を心がけ歌いました。
わずか1分足らずのステージですが、いつものライブとはまた違った気持ちになれます。
今回は壇上に席を設けてもらっていたので、少年剣士の戦いを存分に見ることができました。
僕らの頃とは違い、小さな頃から有名な先生に習っている子どもたちが多いからかレベルの高さを感じずにはいられませんでした。剣道も日々進化していますね。
やっぱり剣道はいいです、思わず背筋がすっと伸びてきます。
お隣に座っておられた先生はアメリカで剣道の指導の経験のある方でした。
アメリカでも剣道は盛んで、アメリカ人もその精神性を重んじ剣道をやっているそうで、剣道はインテリがやるスポーツだと語っておられました。
「剣道は勝ち負け以前に礼儀」というところがウケているそうです。
何だかうれしいですね。
相撲も柔道もインターナショナルになり、その精神性が問われていますが、もう後戻りするのは難しそうですね。
ところで試合の結果ですが、わが桜武館は中学の女子がめでたく優勝!
いや~素晴らしい!!感動しました。
優勝を受けて、師匠の言葉もよかったです。
「それがどんな田舎の小さな戦いだったとしても、優勝することは大事だ。なぜなら勝ちを積み重ねることで世界を取ることさえできる。」
実際に世界を制した桜木先生の言葉は響きました。
そうだな、真央ちゃんだって同じなんだろうな・・・・・メモっとこう。
子どもたちの栄光を肴にオヤジたちは美味しい酒を飲んだのであります。
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