レコーディングの妙

時間がかかっていますが着実にニューアルバムの制作は進んでいます。
昨夜もうちのメンバーと今進行中の音源を聞きながらミーティングしていました。

レコーディングは基本的にＰＣを使い、打ち込みである程度のデモを作った後、
ほとんどのパートを生楽器で演奏し直して差し替えていくというのが僕のやり方です。
アレンジの修正も含め効率よくミュージシャンの個性が出せる方法ではないかと思っています。
　
しかし最近デモを作る際のＰＣの音源が飛躍的に良くなったため、差し替えを躊躇することも・・・。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　～以下会話～

「この曲のドラムを生に差し替えると　この雰囲気は出ないよな・・・・。」

「ドラマーの手癖や細かいフィーリングは必要だけど、音質をここまで作りこめない・・・。」

「ベースのニュアンスもスタジオモニターなら打ち込みがバレるけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カーステレオなら打ち込みの方が良く聞こえるぞ。」
　
「ようはＣＤっぽい音に近づけるのか、バンドっぽい音にするのかじゃないかな・・・。」

「今回はバンド色をもっと・・・・。」みたいな話を延々やりました。

技術が向上し、音楽を簡単に作れる方法も増えました。
しかし余計に面倒なことも増えました。

ああ・・しんど。

しかし頑張ります　いいものを作るため！！！