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思い出せば僕が小学生の頃、母は老けていた。
たしか30代だったと思う、今のお母さんたちとは時代が違うのだろうけど、やっぱり老けていた。
学校で僕が描いた母の似顔絵はリアルにシワいっぱい。賞をもらい校内に貼り出されたけれど母はあまり嬉しそうではなかったような気がする。
母は引っ込み思案だった。いつも父に怒られていた。いつも父の陰にかくれ何の発言もしない女だった。
ただ彼女の精一杯の愛情と優しさを体中にあびて僕ら姉弟は育った。
今、母は78歳、毎日リズムダンスやスイミングや仲間との食事会で忙しい日々。
僕が言うのもなんだけど若いと思う。
「今が一番幸福」という母。
まあ人生いろいろだろうけど、よかったね。
「なんにもいらんよ。」という母のリクエストに答えて「肩もみプレゼント」ですました母の日だった。
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