北村尚志のブログ

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シング・ハーレム・シングを見て思ったこと

2008年10月14日 | 尚志の音楽話

 シング・ハーレム・シングを見に行きました。ニューヨークのアポロシアターのショーをさらにショーアップして日本持ってきたという前評判どおりに豪華な内容でした。

満員の観客の年齢層は決して若くないのに、すべての人を総立ちにさせるその迫力は圧倒的です。

バンドも上手かったけれど、人間の声はどんな楽器にも勝ることを改めて感じさせられるものでした。あんな声は僕が10年特訓をしようと絶対に出ないものです。やはり日本人とは体のつくりや生い立ちが違うことも感じました。

いえいえ日本人が劣っているということではありません。

どこが日本人と違うかというと・・・ただ「押せ押せ」のダイナミックさだけが前面に出ていて、すべてが大味だと思えたステージでもありました。 

いいとか悪いとかは別として、僕は日本の歌謡曲的なバタ臭さやフォークソングのゆるさ、 和製ロックの怪しさ・・そして日本人的繊細さが好きです。

北京オリンピック陸上400mリレーで、どう考えても勝てるわけのない体格の黒人たちに立ち向かい、そして互角に渡り合える、その一直線な潔さを祈るような気持ちで見ている自分・・・・・・・。 そんなことを思いながら音楽を聴いていたのでした。

何だかわけのわからない文章になりましたが、 洋楽を理屈抜きに「素晴らしい」と褒め称えていた頃の自分とは少し音楽の聴き方が違ってきたことは確かです。

世界は広い! 世界には自分がまだ知りえない素晴らしい音楽がいっぱいあるはず。 しかし好きなものは好きと自信を持って言えることが大事だと・・・感じたコンサートでした。

 

 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おひさしぶりです! (ゆげ)
2008-10-15 00:49:43
尚志さんこんばんは。
今日、僕も同じようなことを考えていました。
帰り道の車の中は、中学生が歌う合唱コンクールのCDを聴きながら帰りました。
そういえば昨日は、本棚を整理しながら夜中に尚志さんのCDを聴いていました。
また仕事帰りにでも・・・お立ち寄りください☆

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ゆげくんへ ()
2008-10-15 07:11:02
ティーンズのバックでピアノ弾いてましたね。
「わたあめ」もどんどん広がっていってますね。

音楽で思いを誰かに伝える手段はいくつもあると思います。

パワーで押すか、静かに伝えるのか・・・昨日のあのパワーを見せられたら・・・我々はパワーなんて言葉はとても出ませんね。
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感動! (ケチャップひろ)
2008-10-15 10:57:32
ヲイラも行きました♪

圧巻でしたぁ♪

確かに年齢層高めでしたね(笑)しかも社長さん・幹部の方々、VIPが多かったっすね!

その方々が総立ち!&若手より盛り上がってましたね!

ステージもさる事ながらオーディエンスも凄かったぁ♪
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Unknown ()
2008-10-15 11:37:09
ケチャひろくんへ

おお~来てたの

世界は広い!
やっぱりいろんなものを見ないといけないね 
お互いにね。
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昨日は (たける)
2008-10-15 18:22:39
俺にとっては楽しいコンサートでした。
ほんと、身も心も「大味」なコンサートでしたよね。

黒い「ガチャピンとムック」かと思いましたもん(笑)。

たぶんあの中には、「サンダーバード4号」が
格納されてるはずです。

終わった後、最後にステージで挨拶してたヒトとロビーでばったりあったんですが、ほんとにフレンドリーでいい人でしたよ。
あれだけステージの上では大きかったのに、実は俺より背が低いという…。

「大きく見える雰囲気」を創れるアーティストってすごいと思います。
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たけるくんへ ()
2008-10-15 20:30:22
僕にとっても楽しめる 凄い! コンサートだったのは間違いない。
後で読み返すと批評めいたように感じたので、やばいかな??とも思ったけど。

とにかく世界にはいろんな人がいて、いろんな音楽があるということだろうね。

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