生涯剣道に生きる人

何かと忙しく一か月ぶりに稽古に行きました。
身体を慣らすために、しばらく子どもたちや同世代と組んでいましたが、
「おい、尚志かかってきなさい！」と声がかかり、師匠と組むことに・・・。
こんな時どんな剣道をやるべきか、理屈ではわかっているつもりなのに手も足も出ません。
いつもですが「強さ」に加え「格」が違いすぎることを感じます。
「格」とは「強さ」✖「打ち込んできた時間」なんだと思います。
60年以上剣道の高みに挑戦してきた師匠は巨大な鋼鉄の壁のようです。
「尚志どうした、足が悪いのか？」「いえ、稽古不足です！」
実は膝が笑い、ふくらはぎがケイレンしていたのでした。
手も足も出ず悔しさは残りましたが、気持ちいい汗を流すことができました。
師匠桜木哲史は剣道界屈指のスター選手、稽古をつけてもらいに全国の道場からも来客も度々あります。
この日本一の先生と毎日普通に稽古ができる自分らはなんて幸福なんだろうと思います。
明日は身体中が凝っているでしょう。
★「剣道日本」の動画https://www.youtube.com/watch?v=3KcZTpbiLsQ