映画「七人の侍」を見た。
今さら語るまでもない名作だ。
子どもの頃に一度見たことがあったけれど、その頃とは全く違う印象をもった。
何故か最近見た「レッドクリフ」と比較してしまった。
「レッドクリフ」は最新の技術を駆使して 何十万人に及ぶ兵士のぶつかり合いを再現している。
本当に超豪華スケールでイケメン兵士揃いの映画だけど、戦闘シーンも舞踊を見ているような気がして怖さがなかった。
●片や「七人の侍」の敵はわずか40人
野盗から村を守るため40人の敵を一人ずつ倒すたびに書に×を付けていく。
そのスケール感にリアリティがあった。役者も素晴らしい。
どこから攻めてくるかわからない野盗たちをドキドキしながら見た。
殺陣の素晴らしさは言うまでもなく、モノクロ映像の不気味さは何とも言えない。
●二つの映画の比較は昨今の音楽にもいえることだと思った。
スピルバーグは制作にいきづまると必ず「七人の侍」を見て初心に帰るそうだ。
やっぱり日本映画は素晴らしいですね。
津島恵子さんが情熱的な娘で出ておられて
意外でした。
時代を感じました。
7人のキャラがいいですよね。
ただ女性の存在の薄さが気になりましたけど。