改めて音楽を聴く日

最近またオーディオ機器に興味を持ち始めています。
ラジオの音楽番組をやり始めて改めて昔の音楽を真面目に聞き出したのがきっかけです。

ずっと音楽制作をやっているので音に関してはシビアだったと思いますが、
スタジオでモニターする音楽は粗探し的な聞き方が多く、
余裕をもって楽しむ音楽ではなかったような・・・。
少年の頃に聞いた音楽をあの頃のような姿勢で聞いてみたい、しかもいい音で。

そのつもりで聞いてみると当時の音源は当時とはまた違った音で聞こえてくるから不思議。
当時のミュージシャンやレコーディングエンジニアの工夫が聞こえてきます。

最近のオーディオ機器は「コンパクトさ」や「安さ」に力を注がれていることが多く、
自分が望む音を手に入れるには少し昔の機器との組み合わせが必要になります。

思えば70～80年代は家庭のステレオがステータスでした。
それだけオーディオの市場も成熟していたわけです。
機器の一つ一つが大きく、見た目も立派です。
この「見た目」というのも男心をくすぐる大きな要素でもあります。

その頃の機器は高価ですが、今はネットオークションなどで中古を安く買うこともできます。
手始めにアンプを変えてみたら確かな音の違いを感じることができました。
しかも当時の価格の1/5以下でした。

最近もっぱら聞いているのはクラッシック、
子どもの頃なにも感じなかった音楽が、今は大きな波のように打ち寄せてきます。
音楽は様々な楽しみ方がありますね。


※写真はイメージです。