NHKとサガテレビ共同で「地デジスタート記念式典」に行ってきました。写真は開会直前のリハ風景ですが、この直後大勢の関係者が集まり盛大な式典が行われました。ステージを作ったスタッフが「わずか45分の式典のためにここまで大掛かりなステージを作ったのは・・・」というだけあって立派なステージと仕掛け、 でも今回はこれくらいやるだけのことはあるのです。 テレビ放送が初まり53年、モノクロからカラーへ、そして音声多重へ、衛星中継を経て今回の地上デジタル放送、まさに革命的な進化なのです。「ばんざ~い!!」
でも本音をいうと、この地デジ化は世の中に何をもたらすのでしょうか?5年先に完全デジタル化といっていますが、実際はもっと早く普及は進むと思います。
各家庭のテレビが新しくなっても機能の1/10も使いきれない人がほとんどでしょう。中古アナログテレビはもってても意味はありません。
さらに廃棄されたアナログテレビが粗大ゴミとして捨て場に困るでしょう。 (発展途上国には14型などの小型テレビしか売れないといいます。)
政府はいったい何を考えてこんな政策を決めたのでしょうか?
まあいいやミランバくん。
テレビって生活にはかかせない必須アイテムでこれが無い生活って考えられませんが、長男が高校受験の時合格するまで(約一ヶ月)テレビを見なかった時がありました。最初は何をして時間を潰せばいいのかわからず焦りましたが、そのうちだんだんと慣れてきて結果家族の会話が増えました。食事のときも会話が弾み、何を食べているのかどんな味なのか、普段考えたことも無いことで話は弾みます。
物ってなんでしょう?あれば便利だが無くてもなんとかなる。携帯のおかげでいつでもどこでも会話が出来ますが、通話料が高いのでついついメールをしてしまいます。これって本当に人間にとっていいことなんでしょうか?動物の中で唯一コトバが話せる人間。
もっと会話をしようじゃありませんか!
文明の利器に頼らず、囲炉裏を囲み酒を酌み交わしこれからのことを語り合いたいものです。そして昔の人の知恵や文化を伝えていきたいと思うヒーマンでした。