剣道部時代の恩師の還暦を祝う会に参加した。
師は新調したという和服姿で登場、会場がパッと明るくなる。
こういうところがこの人の美学だと思った。
現役の剣道家である師は60歳といえど背筋がシャンとしてカッコいい。
並んでみるとどっちが先生か生徒かわからない。
しかし学生時代の話になると みんな途端に子どものようになってしまう。
門下生ばかりで実にアットホームな会、途中のスピーチでは、当時の「厳しい練習」「しごき」「辛かったこと」次から次へと本音が飛び交う。
しかしそれらすべてが師の愛情だっだということを皆わかっている。
楽しい時間はあっという間に過ぎた。
これからも大切にしたい集まりだ。