
「魔法の黄色い靴」を聞いたのはチューリップを知ってだいぶ時間が経ってからだった。自分の中でチューリップのイメージは出来上がっていたけれど、この曲はそのイメージを打ち砕くものだった。このへんてこりんなメロディを70年代初めに聞いた時、「あれれ、なんだこれ・・・???」みたいな感じでした。何だか宙に浮いたような感覚、それなのにちゃんと繋がっている。
1番2番3番・・と、きちっと整列された音楽を聞いていた人たちは特にぶっ飛んだことでしょう。
「ビートルズがすき!」「ビートルズの影響!!」中には「ずーとるび」なんてバンドもいたっけ・・・。でも音楽性、スタイル・・・すべてにおいてチューリップは日本のビートルズでした。だからチューリップのデビューは凄かったのです。しかもそれはお隣の博多のバンドなのでした。
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