音楽制作、今昔

25年ほど前に作ったCM音楽をリメイクすることになった。

頭の中では覚えているものの、元音源が見つからない。
過去の作品のテープストックをスタジオの奥から引っ張り出して探す。

元音源はDATという規格のテープで残していた。
このDATも少し前までは最高音質を誇る規格だったけれど、今では廃盤になった。
いいものだけど、何十年かで変わってしまうのは悲しい。

作品集のDATは１００本近くあった。
ついでにその頃の作品を聞いてみる。
懐かしさや恥ずかしさ・・・でも案外いいなって思える。

この３０年くらい、いろんな音楽制作にチャレンジしてきた。
そしてその成果がこのテープ、残してて本当によかった。

昔と比べて機材は素晴らしく良くなったけれど作品や感性は良くなったのか？
そこは疑問？？
でも　また頑張ろうという気持ちにさせてくれたDATだった。