友人の父上が亡くなり、通夜に行った。 もちろん故人もよく知る人だし家族もみんな知っている人だ。 9年前の自分の父の時のことを思い出し、ご遺族の悲しみはどれほどのものだろう・・・。 と思うと同時に斎場の空気、参列している人の顔、顔を冷静に見ている自分がいた。
終わりに僧が言っていた。「故人は自分が死んだことにより、人が皆いつか死ぬことと、周りはそれを耐えることを学ばなければならない、と教えているのです。」 なるほどだな・・・と思う。
少しずつ少しずつ慣れていくんだな、そうやって悲しみを乗り越えていくんだ人間って。
父は大正11年生まれで今年85歳。
母は大正15年生まれで今年81歳。
共に長生きである。
ありがたいことである。
だから親を亡くした人の気持ちは分からない・・・
想像は出来ても、あくまで想像である。
いつか必ず訪れるのは確かだが、あんまり考えたくは無い。
今のうちに親孝行しよう!