![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/2e/b342ce97533c06218028dc569c042ee8.jpg)
僕の住む地区には星厳寺という県の重要文化財となっているお寺があり、そこにある五百羅漢も有名です。
五百羅漢には江戸時代頃に作られたものと平成になって作られたものとにエリアが分かれています。
平成羅漢は平成になって間もない頃、町のイベント「羅漢祭」で生まれました。
この「羅漢祭」は広く一般から羅漢を彫る人を募集し、星厳寺の広場で羅漢を彫ってもらうというものです。
このイベントには県内外から興味のある人たちが集まり、大きな石に向かってカチンコチンとノミを振る光景がありました。
父もその時に参加していました。頑張って二日間くらい朝から晩までノミを振るっていたと思います。
しかし現実は素人が数日で完成できるモノではなかったみたい。くたくたに疲れた父は羅漢さんのことは口にせず、
家に持ち帰られた石の塊はそれ以後どこにあるかもわからない状態でした。
今日庭の草を刈ったところ、この時の羅漢さんがひょっこり現れました。
もう忘れかけていましたし、ただの石の塊だと思っていた割には顔らしいものもわかりました。
触るとやはり固い、これは簡単には削れない! 素人なりに頑張った証もところどころに・・・。
羅漢祭りあった頃の父はちょうど今の僕の年齢だったと思います。
何だか羅漢さんの顔が父に被って見えてきました。
五百羅漢には江戸時代頃に作られたものと平成になって作られたものとにエリアが分かれています。
平成羅漢は平成になって間もない頃、町のイベント「羅漢祭」で生まれました。
この「羅漢祭」は広く一般から羅漢を彫る人を募集し、星厳寺の広場で羅漢を彫ってもらうというものです。
このイベントには県内外から興味のある人たちが集まり、大きな石に向かってカチンコチンとノミを振る光景がありました。
父もその時に参加していました。頑張って二日間くらい朝から晩までノミを振るっていたと思います。
しかし現実は素人が数日で完成できるモノではなかったみたい。くたくたに疲れた父は羅漢さんのことは口にせず、
家に持ち帰られた石の塊はそれ以後どこにあるかもわからない状態でした。
今日庭の草を刈ったところ、この時の羅漢さんがひょっこり現れました。
もう忘れかけていましたし、ただの石の塊だと思っていた割には顔らしいものもわかりました。
触るとやはり固い、これは簡単には削れない! 素人なりに頑張った証もところどころに・・・。
羅漢祭りあった頃の父はちょうど今の僕の年齢だったと思います。
何だか羅漢さんの顔が父に被って見えてきました。
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