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北村尚志のブログ

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俺たちの音

2010年05月21日 | 尚志の音楽話

 最近さまざまな中年バンドの復活に影響されたからか?僕のバンド、フューチャーキッズも3年ぶりに復活した。

思えば高校の頃やっていたバンドの活動歴は2年間くらい・・・しかしずいぶん長くやっていた印象がある。

今のバンドのブランクはやたら短く感じる、3年も経ったなんて嘘みたい。

しかしそれくらい早く時間が流れる年齢になったのだ。

昨夜はフューチャーキッズの練習日。9時の集合予定がだいたい10時半になる。

その分遅くまでやれるか? というとそうではなく、みんな明日のことを考えて無理はできない。

しかし、せっかく集まったんだから話もしたい、あれこれバカ話をしているうちに、あっという間に一時・・・「もういかんばい!帰ろ帰ろ!」

とまあこんなパターンなのである。

「人間、与えられた時間は平等なのだから演奏するときは集中しないと。」

そんなこんないいながら みんな嬉しそうに楽器を手にする。

練習していても疲れることが多くなった。

これから個々のテクニックが上がることもないだろう。

しかし良いこともある。

パワーとテクが売り物だったドラムのMなんかは、いい感じに枯れてきて音楽に馴染んできたような気もする。

怪我で休んでいたしたベースのHはひとつひとつの細かいフレーズに気持ちが伝わるように感じる。

ギターのNは小技が巧みに効いている。

みんな お互いの音が聞こえるようになってきた。

これがバンドなんだ。俺たちの音なんだ。

10年前は一台のクルマに相乗りしてワイワイいいながらライブハウスまで行っていた。

今はそんなことはまずない。

10年後はどうなっているのだろうか?

20年後は・・・・。

バンドがどうこういうより、生きているかどうかさえわからない。

つまり今、俺たちがバンドをやっていることが一番大事なんだな。

バンド名は「フューチャーキッズ」=「未来の子どもたち」というにはあまりにオヤジの集まりになった。

それでも 誰かに聞いてほしい。

 

 

 

 

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