NHKで「想い出の歌謡曲」みたいな長時間の番組が面白かった。ポップスも演歌も浪曲も30~40年も経つとすべて「懐メロ歌謡曲」と言うジャンルでくくられる。 そういえばテレビが一家に一台しかなかった頃は家族みんなで歌謡番組を見ていたし、珠玉の名曲が次々と生まれた歌謡曲黄金時代だった。だから5歳の時に聞いた演歌だってしっかりと覚えているもんだ。
そして改めて気づいたのが昔は大人の唄がいっぱいあったということ。石原裕次郎、フランク永井、園まり、渚ゆうこ・・・・・、演歌ではなくスタンダートな大人のポップスなのだ。今のシンガーソングライターではなく、しっかりとした職業作家がきちんと作った名曲、しかもそんな唄を歌っていた人たちは当時20代なのです。 今の20代はこんな大人の唄はぜったい歌えません。「何故だろう??」
たぶん当時は多くの人が早く就職をして社会人になっていたからだと思います。中学卒業で集団就職して15歳で給料を貰い大人といっしょに酒を飲めた時代、 時代そのものが大人だったんですね。今はみんな大学生に行くし、大学生はまるで子どもみたいです。 この差は大きいと思います。
「唄は世につれ世は歌につれ・・・。」唄にはさまざまな発見がありますね。
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