北村尚志のブログ

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キーの話

2009年01月25日 | 尚志の音楽話
「キー」って? 歌う時の「キー」音の高さの話です。
最近キーのこと考えるんですよね。自分にとって一番いい声が出せるキーとは・・・みたいな。
20代の頃はとにかくキーの高い人が「上手い!かっこいい!」みたいな錯覚に落ちてました。 たしかにキーが高く張った声は印象は強い、しかしそれが必ずいいとは限りません。
カラオケを歌う時のキーは簡単に変えられるわけですが、音楽を作る時は その基になるものを作らないといけないわけだし、楽器を弾いて歌う時、たしかにキーによって良い響きとそうでない響きを感じます。
音楽を始めたばかりの頃は そんなことお構いなしに高いキーの歌ばかり作っていました。
あのチューリップの財津さんも「青春の影」が出来立ての頃、「キーが高すぎた。」しかめっ面で搾り出すように歌うのがスタッフから不評だった。と言っていました。 しかし無理して搾り出した声が僕らは魅力的だと感じたわけですから、結果的には良かったわけです。

最近、僕は低い声のほうがいいのではないかと考えています。あえて思いっきり低いキーの曲を作ってみようかな・・・なんて。

やっぱり音楽は深いです。

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