北村尚志のブログ

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青春の涙

2013年07月22日 | 尚志の日記
佐賀県吹奏楽コンクールだった。
次女の葉月が高校の部で出場するので家族総出で佐賀市文化会館へ。

中学から合わせて6年間の吹奏楽、今年は部長として頑張った娘もこの夏でピリオド。
きっと高校球児と同じような気持で迎えたに違いない。

本番がはじまり、課題曲、自由曲の演奏。
自由曲で娘はソロパートを任されていた。
バンドはいったんブレイク、娘は一人立ち上がりソロを吹く。

会心の演奏を期待したけれど、プレッシャーからか高い音が出しきれず、
おせじにも納得のいく演奏は出来なかった。

演奏が終わり、控えに行くも、娘は涙でこっちを見ようとしない。
ベストが出せなかった自分への責めなのか?
高校生活最後の大舞台が終わり、部長としての安ど感か?


どちらにしても父としては かける言葉も見つからず その場に長く居られず帰宅。
その後用事があったため会話をしたのは朝になってから。

いずれにしても娘は「もうトランペットは終わった。」と。
嫁にしても「長女と合わせて9年間吹奏楽部の世話をしてきた役目が終わった。」
と寂しそうにひとこと。

長い長い時間をかけて作り上げてきたものでも終わりは花火のようにあっという間なんだな。

元々スポーツが大好きでそこそこ運動能力もあった次女が音楽を選んだのは
きっと僕の影響だろうということは容易に想像できる。

「もし娘がスポーツを選んでいたなら・・・」
そんなこともふっと頭をよぎった。

高校野球県予選では創部110余年の有田工業が甲子園の切符を手にした日、
100年以上もの間、どれだけの青春の涙が流されたのだろうと思った。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
思い出になる日 (松健ママ)
2013-07-23 21:20:18
長い間 たくさんのドラマがあったでしょうね。

すべてが「宝物」ではないでしょうか?

いい思い出になるにはもう少し時間が必要でしょうが。

私も8年前寝る時間も無く忙しかった頃を思い出して、
「悔しい」→「素敵な思い出」になった今、たくさんの出会いをプレゼントしてくれた子供に感謝しています。

 
返信する
松健ママさま ()
2013-07-24 06:55:05
ありがとうございます。 それでも娘を褒めてあげたいと思います。
親バカですが
返信する
親バカなんて・・・ (松健ママ)
2013-07-24 20:09:06
毎日毎日目標に向かって、いろんな事を乗り越え頑張った我が子を褒めない親がいるでしようか?

それは決して「親バカ」では無いと思います。
返信する

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