NHK札幌放送「おはようもぎたてラジオ便」という番組の中の毎週水曜日・午前7時49分頃から、55分頃までの時間帯に「北海道森林物語」というコーナーがあります。これは、きたネット正会員の北海道林業技師会が企画に携わり、 また窓口になって製作している番組です。森林と人の結びつきなどに関する情報を市民のみなさんにお伝えすることを目的として、北海道の森林にかかわる保全活動や研究、ボランティアをされている方のお話をもとに構成されています。
以下、11月の放送予定を紹介いたします。
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11/2(水)● ドングリを食べる虫たち
上田明良(うえだあきら)さん 森林総合研究所(生物多様性)
ブナ科樹木の種子,いわゆるドングリを食べる虫たちの見分け方と生態を説明する。
11/9(水)● ハマナスを利用した新品種の開発
八坂通泰(やさかみちやす)さん
林業試験場緑化樹センター生産技術科
北海道の花であるハマナスは,開花期間が長く,耐塩性が高いという長所が,花数が少ない,トゲが多いなどの短所もある。そこで林業試験場では,ハマナスの短所を改善した新しい北海道独自の緑化樹を作出するため,ハマナスをはじめとするバラ属の相互交配により品種開発を行ってきた。開発した4品種の特徴や利用などについて紹介する。
11/16(水)●人工林材の利用を考えるフォーラムの開催
~当別森林ボランティア「シラカンバ」の活動~
小柳有弘(しょうやなぎありひろ)さん
留萌森づくりセンター主査(木材利用)
留萌管内の森林づくりや木材利用を推進する観点から、人工林の成長調査や木材の材質の強さ試験に関するデータを一般住民や森林所有者など多くの方々に情報提供を図るとともに、地域材に対する理解促進と木材の流通や安定供給を目的とした“フォーラム「集い、どうする!地域材」”を開催する。
フォーラムの内容と人工林材の利用に向けた留萌森づくりセンターの取組について紹介する。
11/23(水)● 「百年の森づくり」に参加して
有末由美子(ありすえゆみこ)さん 林業グループ(農業)
秀峰 羊蹄山がそびえる倶知安町の公園で「百年の森づくり」が実施されている。百年の森ファンクラブの一員として農閑期には積極的にこの活動に参加しているが、このクラブの目的である森にふれながら森を学ぶ気持ちで活動を続けたいと思っている。
11/30(水)● ブナ林の効用について
藤田章(ふじたあきら) さん 島牧村(村長)
島牧村は北限のブナ林を要する風光明媚なところである。特に、近年、島牧村におけるマリンフイシングは好評を得ているところであり、これもこの地区の海が清らかであり、魚介類が豊富であるためである。 このことは、源流に生育するブナ林など豊かな森林から流れ出る清水が川に注がれ、やがて豊穣な海を支えているからである。
このような森林の恵みと豊かな海との連携が島牧村における一体的な資源として発展させていくことが可能であると期待しているところである。
以下、11月の放送予定を紹介いたします。
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11/2(水)● ドングリを食べる虫たち
上田明良(うえだあきら)さん 森林総合研究所(生物多様性)
ブナ科樹木の種子,いわゆるドングリを食べる虫たちの見分け方と生態を説明する。
11/9(水)● ハマナスを利用した新品種の開発
八坂通泰(やさかみちやす)さん
林業試験場緑化樹センター生産技術科
北海道の花であるハマナスは,開花期間が長く,耐塩性が高いという長所が,花数が少ない,トゲが多いなどの短所もある。そこで林業試験場では,ハマナスの短所を改善した新しい北海道独自の緑化樹を作出するため,ハマナスをはじめとするバラ属の相互交配により品種開発を行ってきた。開発した4品種の特徴や利用などについて紹介する。
11/16(水)●人工林材の利用を考えるフォーラムの開催
~当別森林ボランティア「シラカンバ」の活動~
小柳有弘(しょうやなぎありひろ)さん
留萌森づくりセンター主査(木材利用)
留萌管内の森林づくりや木材利用を推進する観点から、人工林の成長調査や木材の材質の強さ試験に関するデータを一般住民や森林所有者など多くの方々に情報提供を図るとともに、地域材に対する理解促進と木材の流通や安定供給を目的とした“フォーラム「集い、どうする!地域材」”を開催する。
フォーラムの内容と人工林材の利用に向けた留萌森づくりセンターの取組について紹介する。
11/23(水)● 「百年の森づくり」に参加して
有末由美子(ありすえゆみこ)さん 林業グループ(農業)
秀峰 羊蹄山がそびえる倶知安町の公園で「百年の森づくり」が実施されている。百年の森ファンクラブの一員として農閑期には積極的にこの活動に参加しているが、このクラブの目的である森にふれながら森を学ぶ気持ちで活動を続けたいと思っている。
11/30(水)● ブナ林の効用について
藤田章(ふじたあきら) さん 島牧村(村長)
島牧村は北限のブナ林を要する風光明媚なところである。特に、近年、島牧村におけるマリンフイシングは好評を得ているところであり、これもこの地区の海が清らかであり、魚介類が豊富であるためである。 このことは、源流に生育するブナ林など豊かな森林から流れ出る清水が川に注がれ、やがて豊穣な海を支えているからである。
このような森林の恵みと豊かな海との連携が島牧村における一体的な資源として発展させていくことが可能であると期待しているところである。