きたネット代表倉持さんから、地球温暖化と農業をテーマにしたシンポジウムの案内が届きました。以下、ご案内します。
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グリーンテクノバンク シンポジウム「地球温暖化と北海道農業」
趣 旨
農業について考える時、毎日の天気やその年の気象、そして風土に結びついた気候を抜きにしては語れません。温帯から亜寒帯気候区分に属する北海道の農業は、明治の開拓の始めから寒さ(冷害)との闘いの歴史を重ねてきました。現在では、農業者の努力に加えて、品種改良や栽培管理などの技術開発の成果を基に、全国一の食料生産基地としての地位を占めるに至っています。
一方、1990年頃から、温室効果ガスの増加による地球の温暖化が避けられない現象であることが指摘され、このままでは、21世紀末までに地球の平均気温は1.4~5.8℃上昇するという気候シナリオが示されています。温暖化を防ぐ手立てへの努力は当然ですが、最近の異常気象の頻発や積雪分布の変化など温暖化を巡る状況が一層現実味を増す中で、今後の北海道農業に必要な備えや適応策について、専門家の報告を基に、農業関係者の共通の認識を作るためのシンポジウムを開催します。
日 時: 平成19年3月16日(金) 9:30-16:00
講 演:
第一部
地球温暖化が進むと何が起こるか(10:00~12:15)
「気候モデル」による予測とその意味するもの
山崎 孝治(北海道大学大学院 地球環境科学研究院)
温暖化が作物の生育・収量に及ぼす影響
長谷川 利拡(農業環境技術研究所 大気環境研究領域)
温暖化が作物害虫の発生に及ぼす影響
山村 光司 (農業環境技術研究所 生物多様性研究領域)
近年の異常気象と防災
松岡 直基(日本気象協会 北海道支社)
第二部
北海道農業の現場から(13:30~15:00)
積雪・土壌凍結地帯における気候変動と作物栽培への影響評価
廣田 知良(北海道農業研究センター 寒地温暖化研究チーム)
寒地農業としての北海道農業の現状と将来展望
村田 吉平(北海道立十勝農業試験場 特別研究員)
生産現場での気候変動の実感と提言
小野寺 俊幸(JAところ 代表理事組合長)
日々の営農における気象情報の利活用
鴫原 博昭(北海道立中央農業試験場 企画情報室)
第三部
総合討論(15:00-16:00)
会 場:札幌エルプラザ
札幌市北区北8条西3丁目
Tel.011-728-1222
参加費:無料
主 催:NPO法人グリーンテクノバンク
共 催:(財)日本気象協会 北海道支社、(社)北海道地域農業研究所
講 演:北海道、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター、北海道大学、北農中央会、ホクレン農業協同組合連合会、北海道協同組合通信社、日本農業新聞、
■問合せ・申込み先
NPO法人グリーンテクノバンク
〒060-0002 札幌市中央区北2条西2丁目 三博ビル3F)
TEL&FAX:011-210-4477
E-mail:gtbh[at]almond.ocn.ne.jp ※[at]を@に変えてご送信ください。
日本気象協会北海道支社総合事業本部
〒064-8555 札幌市中央区北4条西23丁目
Tel.011-622-2230
E-mail mizusima[at]sapporo.jwa.jp ※[at]を@に変えてご送信ください。
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グリーンテクノバンク シンポジウム「地球温暖化と北海道農業」
趣 旨
農業について考える時、毎日の天気やその年の気象、そして風土に結びついた気候を抜きにしては語れません。温帯から亜寒帯気候区分に属する北海道の農業は、明治の開拓の始めから寒さ(冷害)との闘いの歴史を重ねてきました。現在では、農業者の努力に加えて、品種改良や栽培管理などの技術開発の成果を基に、全国一の食料生産基地としての地位を占めるに至っています。
一方、1990年頃から、温室効果ガスの増加による地球の温暖化が避けられない現象であることが指摘され、このままでは、21世紀末までに地球の平均気温は1.4~5.8℃上昇するという気候シナリオが示されています。温暖化を防ぐ手立てへの努力は当然ですが、最近の異常気象の頻発や積雪分布の変化など温暖化を巡る状況が一層現実味を増す中で、今後の北海道農業に必要な備えや適応策について、専門家の報告を基に、農業関係者の共通の認識を作るためのシンポジウムを開催します。
日 時: 平成19年3月16日(金) 9:30-16:00
講 演:
第一部
地球温暖化が進むと何が起こるか(10:00~12:15)
「気候モデル」による予測とその意味するもの
山崎 孝治(北海道大学大学院 地球環境科学研究院)
温暖化が作物の生育・収量に及ぼす影響
長谷川 利拡(農業環境技術研究所 大気環境研究領域)
温暖化が作物害虫の発生に及ぼす影響
山村 光司 (農業環境技術研究所 生物多様性研究領域)
近年の異常気象と防災
松岡 直基(日本気象協会 北海道支社)
第二部
北海道農業の現場から(13:30~15:00)
積雪・土壌凍結地帯における気候変動と作物栽培への影響評価
廣田 知良(北海道農業研究センター 寒地温暖化研究チーム)
寒地農業としての北海道農業の現状と将来展望
村田 吉平(北海道立十勝農業試験場 特別研究員)
生産現場での気候変動の実感と提言
小野寺 俊幸(JAところ 代表理事組合長)
日々の営農における気象情報の利活用
鴫原 博昭(北海道立中央農業試験場 企画情報室)
第三部
総合討論(15:00-16:00)
会 場:札幌エルプラザ
札幌市北区北8条西3丁目
Tel.011-728-1222
参加費:無料
主 催:NPO法人グリーンテクノバンク
共 催:(財)日本気象協会 北海道支社、(社)北海道地域農業研究所
講 演:北海道、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター、北海道大学、北農中央会、ホクレン農業協同組合連合会、北海道協同組合通信社、日本農業新聞、
■問合せ・申込み先
NPO法人グリーンテクノバンク
〒060-0002 札幌市中央区北2条西2丁目 三博ビル3F)
TEL&FAX:011-210-4477
E-mail:gtbh[at]almond.ocn.ne.jp ※[at]を@に変えてご送信ください。
日本気象協会北海道支社総合事業本部
〒064-8555 札幌市中央区北4条西23丁目
Tel.011-622-2230
E-mail mizusima[at]sapporo.jwa.jp ※[at]を@に変えてご送信ください。