第6回 近自然セミナー&ワークショップ2013「未来の森を考える」のご案内です。


チラシのダウンロードはこちら→http://www.shimukappu.net/kinsizen2013.pdf
現場でのエクスカーションを中心に、6回目となる今回も、
源流から海の循環を意識しながら、しむかっぷの森について、一緒に学び、
考えていきたいと思います。
どうぞ、多くのみなさんのご参加をお待ちしております。
※湯の沢温泉の宿泊は先着20名となっておりますので、ご予約はお早めに!
※テント泊(持参)希望の方はお申し出ください。
※交流会、夜学塾後に村内に帰宅される方で、お酒飲まれる方はお送りします。
==2日間の内容==
近自然セミナー&ワークショップ2013「未来の森を考える」
■日時:2013年9月21日(土)~22日(日)
■主催:しむかっぷふるさとふっつくふくらむ協議会
/占冠村公民館
■後援:スローフードしむかっぷ
スローフード・フレンズ北海道 http://slowfood-friends.org/
■開催趣旨
「近自然学」は環境、エネルギー、防災、まちづくり、食料など、地域や人が幸
せに生き延びるために何が必要なのか、総合的に考える学問です。占冠村での近自
然セミナーも、今年で6年目。回を重ね、私たちの暮らす地域の将来像を共有して
きました。私たちは100年後も、この大きな森に抱かれて、鵡川の水の流れと
ともに健やかに暮らしていたい。そのためには、今なにをすべきでしょうか。今
回も、スイス近自然研究所の山脇正俊さんから、ワークショップを通してさまざ
まな知見をいただきます。また、北海道で「近自然森づくり」を実践されている
北海道工業大学の岡村俊邦さんをお招きし、村有林で実践的なワークショップを
行います。そして、川村カ子トアイヌ記念館副館長の川村久恵さんと自然ガイド
の細谷誠さんから、森の文化を学びます。
一般の方にもわかりやすい内容となっておりますので、お気軽にご参加くださ
い。部分的な参加も可能です。
■内容
21日(土)
13:30 集合・受付 会場:占冠村コミュニティプラザ
http://goo.gl/maps/HhGiS
13:30-15:00 A <しむかっぷの森を見る> 赤岩青巖峡
細谷 誠(自然ガイド)
巨大な岩と苔が織り成す赤岩の自然遊歩道を歩き森を感じる
15:30-16:30 B <アイヌ文化から森を考える> コミプラ調理室
川村久恵氏(川村カ子トアイヌ記念館 副館長)
アイヌ伝統料理「ラタシケプ」を通してアイヌの森の文化を学ぶ
17:30-19:30 C <森を食べる交流会> 湯の沢温泉
ひとり2,500円+持ち寄り1品 飲み物別
占冠の森や大地から生まれた食べ物を、感謝して味わう
19:30-21:00 D <近自然夜学塾> 湯の沢温泉
山脇正俊氏(スイス近自然研究所代表)
近自然学の基本的な考え方を、ゆったりリラックスして語ろう
22日(日)
9:00-10:00 E <未来の森を考える1> 占冠村コミュニティプラザ
岡村俊邦氏(北海道工業大学教授)
「近自然森づくり」について基本を学ぶ
10:00-11:30 F <未来の森を考える2> 村有林
岡村俊邦氏(北海道工業大学教授)
村有林で実践的なワークショップを通して「森づくり」を考える
11:30-12:00 G <森の手仕事> 占冠交流館内
吉田耕一氏(しもかぷ工房 工房長)
しむかっぷの森から生まれる手作りクラフトの工房を訪ねる
12:30-13:00 終了予定
※調整が付けば、22日の最後にトマムトンネル付近の鵡川落差工で行政担当
からお話を伺います。
==参加費====
A~G(Cを除く)講演会・セミナー・ワークショップ 参加無料
C <地域食材の交流会> 2,500円+持ち寄り1品(お酒飲む方+1,000円)
宿泊(湯の沢温泉)1泊朝食4,500円(税込・特別料金)
http://www.yunosawa.com/
※基本2~3名の相部屋で、申し込み後にご相談させてください。
==申し込み先==
下の「申込フォーム」に必要事項をご記入の上、下記までお申し込みください。
〒079-2201北海道勇払郡占冠村字中央
占冠村教育委員会事務局 社会教育担当 坂口恒大
TEL:0167-56-2183 FAX:0167-56-2886
mail:koudai.sakaguchi★vill.shimukappu.lg.jp(★を@に変えて送信して下さい)
==申し込みフォーム==
・お名前( )
・同行者( )
・メールアドレス( )
・ご住所( )
・参加されるスケジュール(全行程・一部参加 ~ )
・宿泊(する 名/ しない)
・交流会(参加する 名/ 不参加)
===============
■山脇正俊(やまわき・まさとし)プロフィール
電気工学修士(博士課程修了相当)、近自然(工)学研究家、スイス近自然研
究所代表。1950年高知県生まれ,1978年早稲田大学理工学研究科後期博士課程
でスイス連邦立チューリッヒ工科大学高電圧研究室へ客員研究員として招かれ
永住。1980年よりスイス連邦工科大学・チューリッヒ州立総合大学講師(武道)、
2004年より北海道工業大学客員教授。
スイス・ドイツの新しい川づくり『近自然河川工法』を日本に紹介し続け、国
土交通省河川局の『多自然型川づくり』の成立と普及に力を注いできた。現在、
近自然(地球環境と人との共生共存の包括的理念)やその体系的原則である近
自然学、具体的応用と実践である近自然工学・近自然工法(川づくり、道づく
り、まちづくりなど)の研究をライフワークとする。近自然の啓蒙普及を目的
としたシンポジウム・技術セミナーの企画や、スイス・ドイツへの視察研修を
コーディネート。近自然(工)学における講演・訳著・論文、ラジオ・テレビ
出演多数。2004年9月から日経BPウェブサイトにて『入門「近自然学」: 豊か
さと環境の両立は可能だ』を連載。
http://www.kinshizen.jp/
http://www.nikkeibp.co.jp/jp/report/expert/index13.html
■岡村俊邦(おかむら・としくに)プロフィール
北海道工業大学空間創造学部都市環境学科教授、農学博士、北海道環境影響評
価委員、北海道グリーンコーディネーター、石狩川流域300万本植樹運動指導、
自然環境復元学会理事(北海道支部長)、近自然森づくり研究会会長、河川水辺
の国勢調査アドバイザー、国営事業評価専門委員会委員(農水省)<自然環境の
保全・再生および持続的利用に関する研究>河川・道路・海岸等の人為的影響
で自然環境が失われた場所を対象に、樹林や生態系等の自然環境の再生を行う
ための理念・方法・評価の研究、および国土の約7割を占める森林の持続的利
用に関する研究をしています。
<キーワード>自然再生/環境と経済の両立/近自然森づくり/評価手法/生態
学的混播・混植法
http://labs.hit.ac.jp/details.php?id=25
http://www.shimukappu.net/okamura2012.pdf
■講師:川村久恵(かわむら・ひさえ)プロフィール
川村カ子ト(かねと)アイヌ記念館副館長で、アイヌ文化伝承者。「ウポポ」
と呼ばれるアイヌの伝統的な歌の再生と伝承をテーマに活動している女性グルー
プ「マレウレウ」のボーカルでもある。さまざまなリズムパターンで構成され
る、天然トランスな感覚が特徴の輪唱など、アイヌROOTSのウポポを忠実に再
現する貴重なアーティストで、これまでオーストラリア、ドイツ、アメリカ
などで公演を行っている。
川村カ子トアイヌ記念館は、アイヌ民族の旧家・川村家8代目の川村カ子ト氏
が、アイヌ文化や歴史を保護・伝承する目的で、1916 年に開設した北海道で
一番古い私設の資料館。館長は川村兼一氏。
http://ainu-museum.sakura.ne.jp/
■講師:細谷 誠(ほそや・まこと)プロフィール
1958年美瑛町生まれ。人生で十勝岳の噴火を2度体験。高校卒業後、陸上自衛
隊入隊と同時に旭川大学2部入学。日本一を目指し、陸上自衛隊第一空挺団情
報偵察小隊で10年。旭川大学経済学部経済課2部を除籍。日本経済バブル絶
頂期に北海道へ戻り、唯我独尊でハム、ソーセージ、カレー職人。考えるとこ
ろあり、ホテルアルファー入社~星野リゾート・トマムで、パラグライダーイ
ンストラクター、スキーパトロール、自然ガイド、アクティビティソフト部門
立ち上げ。現在、株式会社スポートピア取締役部長、富良野事業所所長、占冠
事業所長(占冠湯の沢温泉森の四季支配人)。ワイルドライフガイドと人材育
成が今後の目標。
http://www.yunosawa.com/
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