ヤンキース・ジャッジがメジャートップの31号で6月終了時点でリーグ2冠
[2024年7月1日13時36分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407010000460.html
アーロン・ジャッジは文句なしの現役No1のホームランバッターです。
まだ翔平君は、これには及びません。
ジャッジは、デビュー2年目(ルーキー資格あり)の2017年に52HRを打ちHR王と新人王をダブル受賞しました。
ところが、その後メジャーの壁に低迷します。
この時期が2018年から2020年の3年間。
2021年に39HRを打ち復調のきっかけをつかみました。
翔平君が、46HRを打った年です。
翌年の2022年、怪物ジャッジが目覚めました。
62HRを打ちア・リーグ記録を塗り替えました。
薬物問題のない選手では、これが最高記録です。
今年は、すごいだろ!
と思っていた2023年は、故障で長期休養して106試合の出場でした。それでも37HRを打っています。年間換算なら158試合で55本ペースです。
去年、ジャッジの怪我がなければ翔平君のホームランタイトルは、なかったと思います。
今年は、4月は打率2割前後で低迷していました。
5月になってから調子が戻り、爆発したままです。
シーズン本塁打数の更新も狙えるペースです。
何よりすごいのが、ヤンキースの伝説の名選手であるベーブ・ルースとルー・ゲーリックに続いて6月で80打点超えの打者となりました。
打撃は更に好調になり、現在HRと打点はタイトル獲得がほぼ決定的と言えます。打率は徐々に上昇して、3割1分6厘まで上がって僅差の2位です。
ジャッジにとって好都合なのは、今年は打率の高い打者がいません。
2023年1位デイアス.330 2位シーガー.327
去年と比較するとかなり低いです。
完全に三冠王が射程に入りました。
シーズン通して好調を保つのは難しいことですが、今シーズンのジャッジの充実ぶりなら可能かもしれません。
84試合が終わったところで213塁打です。
158試合出場なら、ピッタリ400塁打のペースです。
年間長打数が84試合が終わったところで55。
158試合換算なら103ペースです。
三冠王、400塁打、100長打
どれも達成困難な記録です。
一番、達成者が少ないのはシーズン100長打です。
全部、同時に達成した選手は過去居ないと思います。
1つですら達成困難な記録を三つ同時に達成したなら❓
おそらくMLB史上、最初の快挙だと思います。
今年は、ジャッジがこの記録を達成するかもしれない年です。その意味で今年のジャッジのプレーを見ることは、あとになってみればMLBファンにとっては最高の幸せになるかもしれません。
※翔平君
三冠王は、狙えます。現在二冠。
ネックは打点です。得点圏での打率とランナーを置いてのHRが増えれば、あるいは打点王も可能かもしれません。
82試合205塁打。
年間158試合なら395。
やや足りませんが、後半の頑張り次第では可能だと思います。
82試合49長打。
年間158試合なら94.4。
シーズン100長打は、やや苦しいかもしれません。
でも普通なら素晴らしい記録です。
390まで行けば、超一流です。
※翔平君も相当すごい活躍をしているのですが、ジャッジが凄すぎるので目立たないという、すごい話です。
翔平君は、まだ50HR以上を達成していませんから、まずは50HR以上を期待したいと思います。
翔平君に運があるのは、去年はナ・リーグには翔平君よりHR数の多い打者が3人いました。3人とも不調か故障です。
去年もジャッジがケガで長期休養して、初のHR王になりました。
運も実力のうち❓
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