航空万能論
2025.02.18
ロシア軍がクルスク方面の補給路遮断に前進、クラホヴェ方面でも大きく前進
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-forces-advance-to-cut-off-supply-lines-in-the-kursk-area-and-make-major-advances-in-the-krahove-area/
ドネツク州南部の要塞、クラホヴェ(Kurakhove)とヴェリカ・ノボルシカ(Velyka Novosilka)を制圧した後、小休止に入っていたロシア軍が、進撃を始めました。今回は、クラホヴェ(Kurakhove)西の戦いです。
幹線道路Nー15を西に行ったダクネまで制圧したロシア軍は、更に5kmほど西にあるウラクリー(Ulakly)まで進撃して市街地を制圧中です。その南の空白地帯も制圧して前線は面的に西に移動しました。
更にウラクリー(Ulakly)の北にある拠点のアンドリイフカ(Andriivka)の市街地も、かなりの部分をロシア軍が制圧してまもなく全域を制圧しそうです。
ウクラリー(Ulakly)の西数kmにあるコンステイアンテイノビル(Kostyantynopil')にも戦闘地域が、近付きつつあります。
ヴェリカ・ノボルシカ(Velyka Novosilka)方面のロシア軍も北に押し上げる動きを見せており、やがて北上すると思います。そうなるとドネツク州の南の西側全域が戦闘地域に入るでしょう。
その北が、ポクロウシクPokrovskとデイミトロフМирноградの要塞地域です。
クラホヴェ(Kurakhove)方面のロシア軍とヴェリカ・ノボルシカ(Velyka Novosilka)方面から北上するロシア軍が合流するとロシア軍は、ドネツク州南部をぼぼ全域制圧する事になります。
その後は、更に北上してポクロウシクPokrovskとデイミトロフМирноградの包囲戦に参加するのか、あるいは西のドニプロペトロウシク州に進撃するのか、二通りの進行方向が考えられます。
ロシア軍としては、キエフ政府がクルスク州に精鋭部隊を張り付けているおかげで余り反撃を心配せず順調に予定通り進撃することが出来ています。
クラホヴェ(Kurakhove)方面西のウラクリー(Ulakly)からコンステイアンテイノビル(Kostyantynopil')まで制圧してしまえば、その西にはオクレシーウカ(Oleksiivka)とバハテイル(Bahatyr)位しか拠点になりそうな集落はありません。その直ぐ西がドニプロペトロウシク州です。
「どうするの、これ❓」
問い合わせが出来るならキエフ政府と参謀本部に聞いてみたいです。
ドネツク州で戦うウクライナ軍は、気の毒の極みと言うしかありません。
ドンドン、西に撤退するのが一番いい方法です。
ドニプロ川の西まで撤退してしまえば、ロシア軍も進撃を止めると思います。
米ロの交渉も始まりますから、やがては停戦の話も出てくるかもしれません。
停戦の話が不調でも、ウクライナ軍はドニプロ川の西岸まで撤退すれば、ドニプロ側が強力な天然の要塞として機能します。もっともキエフ政府も、そう考えて放置しているのかもしれません。
負け戦を、ズリズリと続けるキエフ政府は、兵士を無駄に殺しているだけです。
もう、誰かがゼレンスキーの排除を考えるべきでしょうね❓
このままでは、無駄にウクライナの将兵が死に続けるだけです。
旧日本陸軍も同じ事をやっていたのだろうと思うと、情けなくも悲しくなります。
※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27