ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン(英語: God Save the Queen)
この言葉から、ある発想を得ました。
言葉の意味は、日本語なら「女王陛下万歳」です。
どんな発想か❓
【Trump Save the USA&World】
もし、2024年大統領選で民主党ハリスが勝利していたら、アメリカはバイデン路線を踏襲し、やがて財政破綻していたと思います。バイデン政権時代にアメリカ財政が破綻寸前まで悪化していたことを今年になって知りました。ロイターが、それを報道していました。もし、民主党政権が継続すれば、これは無視されたと思います。
トランプ氏が大統領になったからアメリカ政府は支出削減に動き始めました。まだ財政危機のリスクはありますが、アメリカ政府が財政危機回避に動き始めた以上、トランプ政権は財政危機から脱することに成功するのでは、ないか・と思います。
トランプ政権が財政危機からアメリカを救えば、トランプ氏はアメリカのみならず世界を救ったことになります。
アメリカ政府が財政破綻すれば、確実に世界恐慌が起きると思うからです。
そんな事を一切気にせず金をバラマキ続けてきたバイデンさんは、禁治産者と言えます。禁治産者に政治を負けせておけば、やがては財政危機に至るのも当然と言えます。
多くの西側世界で悪評の高いトランプ氏が、西側のみならず世界の救世主であるとしたら、これ以上の皮肉はありません。
なぜ、トランプ氏が嫌われるか❓
バイデン民主党が作り上げた巨大なバラマキ政治を止めると、そこで利益を得ていた「ぶら下がり」が利益を得られなくなるからです。ぶら下がっていたのは、アメリカでは既得権益を貪る民主党、多国籍巨大企業の一部、同じく大金持ち、官僚機構、軍需産業、民主党支持のマスコミ・・・などなどです。
外国では、ヨーロッパの左派が政治権力を握っている国々、ウクライナなどです。ウクライナ紛争は、違う面からみると膨大な無駄な予算のバラマキ事業です。ここにぶら下がっている組織や企業、あるいは省庁など全部予算を獲得して上から順におこぼれに預かれます。アメリカだけでなくウクライナ支援をしている国は、全部同じ構図があります。
「世界の民主主義を守るために!」
莫大な西側の予算を獲得して消化する組織的「白アリ」構造が完成しました。
これまでウクライナに供与された武器や資金の総額を考えてください。最低30兆円から始まって総額いくらなのか不明です。
おそらく西側で予算が決められそれを消化する段階で、何らかの無駄が発生しているでしょう。その「無駄」が関係者の利益です。
ウクライナは世界に冠たる腐敗汚職国家です。そこで20%~30%抜かれたら、総額いくらになります❓
更には、その抜いた分から西側にキックバックされた疑いも残ります。
バイデンさんのウクライナ疑惑を見れば分かります。これは疑惑ではなく、息子のハンター氏がウクライナ企業から何年間かかなりの報酬を受け取っていたことは事実として明らかになっています。加えてウクライナ国内に何らかの会社を所有しているようです。これを調査すれば一大疑獄事件に発展するのは間違いないでしょう。バイデンさんが副大統領時代に起きていた事です。
トランプ氏は、第1次政権時代に調査しようとしました。しかしトランプ氏も政治未経験の素人でしたし、当時はブレーンやスタッフもいませんでした。アメリカの官僚機構は、ほぼサボタージュして協力しませんでした。ゼレンスキーもトランプ氏の調査依頼を無視して胡麻化しました。ここでもゼレンスキーは、トランプ氏に逆らっています。
トランプ氏が第1次政権時代にあまり成果を上げられなかったのは、やはり政治未経験で政治の仕組みを知らなかったことが一番の原因でしょう。共和党の中でも異端児として見られ支持が少なかったです。そんな調子ですから満足なブレーンやスタッフもいませんでした。だから連邦政府の官僚機構もサボタージュが容易でした。
「どうせ、4年で居なくなるんだから、やった振りして無視しようぜ!」
こんな状況だったのでしょうね❓
大統領時代の4年、在野時代の4年でトランプ氏は政治の仕組みを学んだと思います。元が優秀なビジネスマンですから、その気になれば学習は早いと思います。大統領になりたての2017年の素人政治家と、2025年のトランプ氏は別人だと考えた方が、いいでしょうね❓
今度は、ブレーンやスタッフをそろえ共和党の中でもかなりに支持者がいます。2017年とはパワーが全然違います。
そして官僚機構を民主党が支配していることも知っています。今度は、サボタージュが出来ません。
その主だった者は、既に解雇されていると思います。第1次時代にサボってトランプ氏に指示を無視した者は最終的に全部解雇するでしょう。そうでなくても支出削減が必要ですから連邦政府職員の大量解雇を実施中です。
この際、連邦政府に巣くっている「白アリ」は全部、排除するのがいいと思います。
更には、民主党ハリスが大統領ならウクライナ紛争がヨーロッパ紛争に拡大するリスクが大きかったと思います。ゼレンスキーは現在でさえ戦争の拡大を目論んでいます。原発攻撃もしばしばします。ほぼ「核テロ」です。おそらく4年、更に戦争が続いたら自暴自棄的な何かを実行した可能性が高いと思います。
(2)バイデンさんがいなければウクライナ紛争は起きなかった
ウクライナ紛争に関して、これまで1年と数か月調べてきました。素人がやることですから時間がかかりますし、情報的な限界もあります。しかし、オープンソースの情報は探せばあります。
一番の原因は、アメリカ政府としてのNATOの東方拡大政策です。
しかし、東ヨーロッパ諸国がNATOに加盟すれば、それで十分と言えます。それでヨーロッパの安全保障は担保できます。
だから、ポーランドまでNATOに加盟したところで拡大政策は止めるべきでした。そこで止めていれば、現在に至るウクライナ紛争は起きていません。
2008年ルーマニアのブカレストNATO首脳会合で当時のブッシュJr大統領が、「ジョージアとウクライナのNATO引き込み」を強引に決めました。この時はヨーロッパにも「常識」があり、フランスのサルコジやドイツのメルケルは、かなり反対しました。ロシアとの摩擦を恐れたからです。しかし、ブッシュJrが強引に決定しました。
実際には、この時点でアメリカはジョージアに傀儡政権を、既に作っていました。
これは、アメリカの失敗に終わり傀儡の独裁者は追放されました。
結局、それは謀略や非合法に近い工作になります。それを実行する機関はCIAしかありません。
こうして東欧工作をCIAが、大々的に行うようになります。しかし、CIAも政府機関にすぎません。政治の側から誰かがバックアップする必要があります。政治の外からはネオコン勢力がバックアップします。
ブッシュJr大統領の任期は、2009年1月20日までです。
その後は、オバマ大統領です。しかしオバマさんは学者であり政治の込み入った事や裏工作は出来ません。
だから政治屋と言うべき経験の長いバイデンさんを副大統領に指名しました。
おそらく裏工作的な部分は、バイデンさんに丸投げされていたでしょう。
バイデンさんのウクライナへの思い入れと関与の深さは、書いた通りです。
過去日記から興味深い日記を再度、考えてみます(アメリカのNATO東方拡大政策)<2025・02・08
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/c1b5b4e2bbd371912801a42bda09dabc
『バイデン前大統領は何故ウクライナに拘ったのか❓バイデンとウクライナの不透明な関係<2025・02・02』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/ba88b6ad01addfb1a708a3c0335c5bc7
『2024年2月25日NYタイムスのCIAのウクライナ関与に関する記事とスプートニクの反論<再掲載2025・01・16』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/3171a86e3f55fb9d6ff47b6486db326c
ここで、強力な政官財のチームが成立します。
それが、2014年ウクライナ暴力クーデターとして実現します。
CIAとバイデンさんの組み合わせが、あったからウクライナ・クーデターが実行できたと思います。
このクーデターのためにアメリカが使った資金は表に出ている分だけで、50億ドルを使ったそうです。裏まで入れたらもっと多いでしょう。バイデンさんの全面的なバックアップがあったから可能だった事です。
その後は、ウクライナ紛争まで含めて全部、バイデンさんが仕切っています。
オバマ氏がバイデンさんでなく、ヒラリー・クリントンを副大統領にすれば、バイデンさんもこれほどの権力は持てなかったでしょう。
バイデンさんが大統領府の裏の権力を握ったから、2014年クーデターからウクライナ紛争までの流れが出来てしまいました。その意味でバイデンさんがウクライナ紛争を引き起こしたと言えます。
特段、「アメリカの安全保障のために必要なわけではなく」、バイデンさんの個人的な考えやウクライナへの思い入れが、結果としてウクライナ紛争の原因です。
オバマ政権時代からトランプ時代の民主党野党時代、大統領時代までバイデンさんは、民主党内で権力を握り続けています。
もしトランプ氏が大統領選に敗北して民主党ハリス政権が誕生していたら、アメリカも世界も大変なことになっていただろうと思います。
アメリカ財政破綻
世界大恐慌
ヨーロッパ紛争
どれも、聞きたくもないでしょう❓
だから❓
【Trump Save the USA&World】
※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27