イスラエル、陸海空からガザ地上戦を準備 市民に退避勧告
2023年10月15日午前 10:08 GMT+93時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/TWWTNGCNSBL4BP5TVJGPBOVBYE-2023-10-15/
イランがイスラエルに警告、「戦争犯罪」続けば影響拡大
2023年10月15日午前 10:34 GMT+92時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/Q7HDUNTFUZL6TGBFAXQPPREN2U-2023-10-15/
イラン外相、イスラエルと「新たな戦端開く可能性」に言及
2023.10.14 Sat posted at 14:30 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35210274.html
イスラエル軍のガザ地上侵攻は、ほぼ止めようがない状態です。散々煽り立てたとも言えるアメリカとNATO主要国。今頃になってマッチをやっていたアメリカは、大統領と国務長官がポンプをやっています。今頃遅いだろ!と思います。止まらないように煽り立てた後、人道支援だの紛争拡大防止など言ったところで言い訳に過ぎないように見えます。
CNN
イスラエル軍、「次の段階」を予告 ガザの人道危機深まる
2023.10.15 Sun posted at 10:38 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35210280.html
『 バイデン米大統領は14日、紛争拡大を回避する目的でイスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。
ブリンケン米国務長官は現地を訪れ、市民の保護や人道支援、さらなる戦闘激化を避ける必要性について、周辺地域の指導者らと会談を重ねている。』
さてイランは、以前から「新たな戦端開く可能性」に言及しています。
ここに来てガザの壊滅的破壊が避けられない状況が見えてきたので警告のレベルを引き上げました。
『[国連 14日 ロイター] - イランは14日、イスラエルによる「戦争犯罪と大量虐殺」が停止しなければ、事態は制御不能に陥り、より広範囲に影響が及ぶ恐れがあると警告した。』
イランは、国連を通じてイスラエルに通告済みのようです。
おそらくイスラエル軍がガザ地上侵攻を開始すれば、イランも何らかの行動を起こすと思います。国連を通じて警告した以上、逆に止められません。
『ガザやパレスチナへの戦争犯罪と人道対策を損ねる包囲網が続くのなら、抵抗運動を担う他の勢力が決定を下すことはあり得ると述べた。この他の勢力はハマスに加え、レバノンのイスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ」、シリアやイラク、イエメンの武装勢力とした。』
レバノンとシリアには、これらの民兵組織があります。パレスチナ系もかなりあります。イエメンは、別方向から攻撃するでしょうね。多分、サウジ方面からだと思います。サウジもトバッチリを食う恐れがあります。
2023年10月14日 0:55
シリアとレバノンの民兵組織<2023年10月
https://smcb.jp/diaries/9150461
イランがどのように介入するのか、しないのかは不明です。レバノンとシリアには、イランの革命防衛隊が常駐しています。
全部、合計すると万の単位は軽く超えます。
更には、イランにはロシアがウクライナ戦線で投入しているドローンがあります。かなりの数を備蓄しているでしょう。数千機を一気にイランが投入すれば、イスラエルには大被害が発生すると思われます。ウクライナで見ている通りです。
イランの警告ではドローンには言及していませんが、イランが介入するのであれば、使う可能性があります。使えばイランとイスラエルの全面戦争になります。そうなればアメリカ軍も介入せざるを得ません。
つまりイランの強い警告には、イラン・イスラエル・アメリカの大規模局地戦の可能性を警告していることになります。
イランの強い警告を無視して、イスラエル軍がガザ地上侵攻を強行すれば、そうなる可能性は50%程度の確率であると思います。
イスラエルとアメリカの対応次第では、更なる戦争が起きる可能性が発生しました。