航空万能論 2025・01・14
『ウクライナメディア、クルスクの攻勢規模と成功は誇張されたものだった』
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-media-size-and-success-of-kursk-offensive-exaggerated/
ウクライナ側が、ウクライナ軍の攻撃について思いっきり！ハシャギ過ぎ、その後北朝鮮兵の捕虜問題で話題をそらしました。
だから、何となくウヤムヤになっていますが、ウクライナ軍の攻撃は線香花火にすらならず、何となく無いことになってしまいました。西側のメデｲアも散々、囃したのですが「応援」だけでは、ダメなようです。
ほぼ同時にロシア軍の新年の攻勢が始まりました。しかし、規模を見ると接触戦の相当長い範囲で一気に攻撃しています。場所は、マラヤ・ロクニャ（Malaya Loknya）の西側とスジャ（Суджа）の南側と東南側です。
航空万能論の戦況図が４枚あり、毎日ロシア軍が進撃しているのが分かります。毎日、ｋｍの単位です。
塹壕や陣地のある地域ですからウクライナ軍の（多分、あった）防衛ラインは、完全に突破されています。
（１）マラヤ・ロクニャ（Malaya Loknya）の西側
本格的に始めたのは、クリスマス明けの８日からでしょう。８日と９日の二日で仰け反るような進撃ぶりです。
マラヤ・ロクニャの西側１ｋｍ位まで一気に肉薄しました。
次の日は、その南５ｋｍ位の地点を突破中です。
その方向の先には、スジャ（Суджа）があります。スジャ（Суджа）市街の端まで目測10ｋｍくらいです。
マラヤ・ロクニャの南側の補給路を遮断するというよりスジャを目指しているように見えます。
かなり南北に長い接触線を同時に進撃しているので相当な数の攻撃部隊が準備されていたようです。
見ていると、お先真っ暗に見えます。
（２）スジャ（Суджа）方面
こちらは不味いと言えば、もっと不味いです。スジャの市街地も結構広くて東西に目測７ｋｍくらいあります。
この南と東から同時に攻撃しています。どっちも市街地に一番近い場所は１ｋｍ以内です。ここも接触線が６～７ｋｍ位ありますから、やはり相当な数の部隊が投入されていると思います。
（３）これを見ると年明けの大攻勢のためにロシア軍は、相当な数の攻撃部隊を準備していたようです。
冗談みたいなウクライナ軍の攻撃で目立ちませんが、戦況図を見る限りではロシア軍の目的は、マラヤ・ロクニャ（Malaya Loknya）とスジャ（Суджа）の同時攻撃のように見えます。
どっちも南北の大軍事拠点ですから、ここを落とされるとウクライナ軍は、撤退するしかないでしょう。
と言うようなウクライナ軍にとっては危機的なロシア軍の大攻勢なのですが❓
航空万能論のコメント欄を見る限りでは、余り危機感は感じません。
ウクライナ軍の各地での敗走を見て、ほぼ投げ槍なのかもしれません。
と言うようにクルスクのウクライナ軍にとっては、正念場と言うより終わりが近いように思います。
航空万能論の戦況図は、あくまで局地戦を図で現しています。
ロシア軍が反撃作戦を行う前は、ウクライナ軍はスジャの北西たっぷり35ｋｍ以上ありそうなコレネヴォКореневоの市街地の東まで迫っていました。最大遠距離はセイム川の東岸のクラスヌクチャブリスコエ（Krasnooktyabr'skoe）まで到達していました。ここも大体同じくらいスジャから離れています。
現在、ロシア軍の先頭部隊の距離は、スジャから10ｋｍ少々と言った距離感です。去年の秋にロシア軍が反撃されてからウクライナ軍の推し戻された距離が、大雑把に分かると思います。その当時から考えるとウクライナ軍の支配地は、３分の１程度まで縮小していると思います。
それは、ロシア軍が反撃開始して以降は、ウクライナ軍はボロ負けしてきたと言うことです。
とうとう年明けにロシア軍は、最後の仕上げに入ったと言うことでしょう。
（ちなみにロシア国防省の発表ではクルスクでのウクライナ軍の死傷者数は５万人を超えています。あくまでロシア側の発表です。）
「危機的な状況」の意味が分かりましたか❓
（ここまで分かりやすく書くのは、私くらいでしょう・・）
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
もうすぐ第２次トランプ政権が発足します。
それにしては、トランプ政権が何をするのか・についての記事は少ないです。
米英のメデｲアを見ても、欧米追随の日本のメデｲアを見ても同じです。
繰り返し何度も言及してきたのは、関税問題です。特に対中国関税は、真っ先に槍玉に上がりそうです。
ついでにメキシコとカナダも脅しています。
今日見た記事。
読売新聞
米国防長官候補、「中国は脅威の中心的存在」…日本など同盟国との連携重視する姿勢
2025/01/15 13:00
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250115-OYT1T50057/
産経
https://www.sankei.com/article/20250115-OXKID3FPH5IUTDZIULCO2AIFD4/
上院委員会での指名承認公聴会で国防長官に指名されたピート・ヘグセス氏の発言です。
ＦＯＸニュース司会者で政治経験はありません。論功行賞的にも見えますが、国防長官としては不安が残ります。
まあ、それはトランプ氏の心配することです。
「友好国や同盟国と協力し、インド太平洋地域で中国の侵略を抑止する」
「（中国について）脅威の中心的な存在だ」
「責任を持って戦争を終わらせ、より大きな脅威に方向転換する」
他にも沢山の事柄についての発言はあったと思いますが、やはりこれが最優先の課題でしょうね。
これから４年間、トランプ政権が向き合っていく課題だからです。
バイデン政権のように戦争に無策であったり煽り立てるようなことはしないでしょう。
一方で、両方の記事とも書きませんがキエフ政権には要求を突き付けています。
航空万能論
2025・01・13
『トランプ次期政権も動員年齢引き下げを要求、ウクライナも全力を尽くせ』
https://grandfleet.info/us-related/trump-administration-also-demands-lowering-of-military-age-ukraine-should-also-do-its-utmost/
キエフ政府が逃げているウクライナの兵力不足への対応を明確に求めています。
具体的には、「徴兵年齢を現在の25歳以上から18歳以上に引き下げろ」・と言うことです。
その意味は・・・
＜安全保障問題担当補佐官に指名されているウォルツ下院議員＞
『ロシアと交渉を始めるには前線の安定化が必要で、そのためには新たな援助や武器パッケージだけでは不十分＝兵士の数が重要だと主張した』
と言うことです。
つまり、今のように戦場で負けている状況では、ロシアと交渉を始められない。
だから兵力不足を早急に解消して、前線の安定化をしろ・と言う意味です。
これが一番のポイントでしょうね。
重要なのは、ロシアとの交渉開始の条件が「前線の安定化」である点です。
つまり次期トランプ政権は、今のようにウクライナ軍が戦場で負け続けているうちはロシアとの和平交渉を始めないと言っています。
ゼレンスキーは、戦場での劣勢を「人員不足は武器が約束通り到着していないせい」「武器さえあればロシア軍を阻止できる」と言い逃れをして来ました。武器は実際には十分供与されています。ウクライナ軍の戦場での劣勢は兵士不足だと断言してそれを解消する努力をしろ・と言っています。
これまでのような言い逃れや詭弁は許さないよ・と発言しています。
前線の安定化が出来なければ、アメリカはロシアと交渉しない・と言う意味を強調しているようにも思えます。
つまり❓
「今のようにウクライナが負け続けるなら、アメリカは関与しない」と言っていることになります。
ゼレンスキーが今のように詭弁や言い逃れを続けても何の意味もないことになります。
バイデンさんは、それを許してきました。
トランプ氏は要求する課題を達成できなければ放置するという意味だろうと思います。
それがトランプ氏の停戦のめどが「６か月は欲しい」と言う発言に変化した理由だろうと思います。
「６か月やるから、何とかしろ」・と言うことでしょうね。
何とかならなければ多分、資金や武器の供与を止めて放置するつもりでないかと思います。
こんな内容は日本のマスコミは一切報道しませんね❓
当然、ウォルツ下院議員の発言はロシアも聞いていますから、せっせと６か月ウクライナ領を削り続けるでしょう。
結果がロシアにとってよろしければ、アメリカは関与しないことになります。
相当、ウクライナにとって厳しい事になるでしょう。
この流れで行くと、最後はウクライナの無条件降伏しかなくなります。
ゼレンスキーが意味を理解できているといいのですが❓
☆ここからするとトランプ氏がプーチン氏と会談するのは、両国の関係改善についてであり、ウクライナ問題は二の次でしょう。
それこそ・・・
「ドニプロ川の東は切り取ったらいいよ。西はアメリカに頂戴ね。」
これくらいの話は、普通に出てきそうな気がします。
★更にはアメリカはイスラエルで金と武器が必要です。（イスラエルも戦後は、かなりの資金が必要でしょう。ガザだってアメリカが全然資金負担しないわけにはいかないと思います。）加えてロサンゼルス大規模山火事は、まだ鎮火しません。どれほど被害が出るのか現時点では不明です。火事が鎮火すれば、復興と被害者救済に膨大な資金と資材が必要になります。とてもウクライナどころでは、ないでしょう。ロサンゼルス大規模山火事は、ウクライナの分はナシにする絶好の口実です。
ヨーロッパにウクライナは任せて（丸投げして）、アメリカはイスラエルと自国のことに目先は専念するのでないですか❓
トランプ氏はバイデン政権の火災対応を厳しく批判しています。大統領就任後は、火災対応は最優先事項になるのではないかと思います。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
産経新聞
「露傭兵も、比べれば子供」ウクライナ紙、北朝鮮兵の脅威を指摘 露軍は北レーダー誤破も
2025/1/15 10:55
https://www.sankei.com/article/20250115-GLM5QADPNFA6XJDCN7DM5MAUI4/
産経新聞が何故かウクライナの新聞キエフ・ポストの記事を引用しています。
まあ、おもしろそうなのはなんでも引用します。最近はNewsweekのプロパガンダ記事を転載していました。「何でもあり！」だから面白い産経新聞❓
ウクライナ軍関係者の北朝鮮兵士に関する評価を記事にしています。
前にやはり産経新聞がロシア兵捕虜の北朝鮮兵士に対する印象を記事にしたことがありました。
その時は、「乱暴だ！出来るだけ遠くにいたい！（離れていると安心感がある）」と、こき下ろしています。
強いとか弱いとかの話は、なかったです。ただロシア兵に対しては、傍若無人であるようでした。
その時ロシア兵捕虜が言っていたのは・・・
「とにかく空を飛ぶものは（敵だろうと味方だろうと）何でも撃つ。撃ち落としてしまうことすらある」
こんな発言がありました。
西側には、やや安心な北朝鮮兵のロシアでの乱暴ぶり＜ウクライナ紛争2024・12・25
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/35dc06cfd951512b420df46c2cf9cc37
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今回の記事
ウクライナ指揮官の評価
「北朝鮮兵に比べれば、2022年のワグネルの兵士も子供に過ぎない」
「規律正しく、恐れを知らない」
（北朝鮮兵の射撃について）
「非常に熟練している。何度もドローンを破壊している。明らかにそのための訓練を受けている。空中のすべてを破壊しようとしている」
（別の将校は、米国メディアの取材に）
「北朝鮮軍が到着し始めてから戦況は著しく悪化した。彼らはわれわれの前線を一斉攻撃し、弱点を見つけては突破している」
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どうやらライフルでドローンを撃ち落とす話は、本当のようです。
こんな事が出来るのは、北朝鮮兵だけでしょう。
そして北朝鮮兵の戦場での働き（有効性）です。
Hara blogが一度ロシアの軍事ブロガー複数の、北朝鮮特殊部隊の物凄い奇襲攻撃について転載していました。
もちろん非公式未確認情報です。ただロシアの軍事ブロガーは、現地のロシア部隊から話を聞いたようでした。
その内容は、ウクライナ軍にとって「恐ろしい！」の一語でした。
何だかキエフ政府の話を聞いていると北朝鮮兵は大したことがなくて4000人死傷したと言っています。
大体、イギリスやキエフの話は逆に解釈すると正しい場合が、結構あります。
話を総合すると、「北朝鮮の特殊部隊は訓練が行き届いており非常に強く、ワグネル兵より強い」と言う評価になるようです。これまでウクライナ戦線で最強の部隊は、ワグネルの部隊です。強さの度合いが分かります。そして空中を飛ぶドローンを打ち落とせるのは、世界に北朝鮮兵しかいないと思います。（普通に無理です）
北朝鮮兵がクルスクにピクニックに行ったのでは、ないことは確かなようです。
そう言えば❓
クルスクでクリスマス（1月7日）が明けるとロシア軍の大攻勢が始まり快進撃をしています。
あれって❓
（何か思いつくでしょう❓ヤバイですね❓）
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他ロシアとウクライナ関連記事
TASS通信
（記事は英語の文字列を検索して読んでください）
15 Jan, 01:42
Lavrov tells reporters about Biden’s last moves, Trump and security guarantees for Ukraine
ラブロフ外相、バイデン氏の最近の動向、トランプ氏、ウクライナに対する安全保障について記者団に語る
15 Jan
Black box data from crashed Azerbaijani airliner contradicts earlier media reports
墜落したアゼルバイジャン航空機のブラックボックスのデータは以前のメディア報道と矛盾している
14 Jan, 20:12
Scholz remained silent when Nord Stream pipelines were destroyed — Lavrov
ノルドストリームパイプラインが破壊されたとき、ショルツ外相は沈黙を守った — ラブロフ外相
ロイター
ウクライナ軍事支援の国際枠組み、米の関与後退なら対応必要＝独国防相
By ロイター編集
2025年1月10日午前 8:53 GMT+94日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/C2VEPGXJWJIDTPTYJLSAMPD7BU-2025-01-09/
AFPBB
ロシア、「エネルギーテロ」とウクライナ非難 パイプラインを攻撃と主張
2025年1月14日 11:13 発信地：モスクワ/ロシア [ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3557939?cx_part=top_category&cx_position=1
CNN
ウクライナ、ロシア奥地の製油所をドローン攻撃
2025.01.13 Mon posted at 09:17 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35228192.html
AFPBB
白兵戦でウクライナ兵殺害、動画拡散受けロシア兵に最高栄誉
2025年1月14日 10:39 発信地：モスクワ/ロシア [ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3557922?cx_part=top_topstory&cx_position=3
時事通信
反ＥＵ派現職が再選 ウクライナ軍事支援に反対―クロアチア大統領選
2025年01月13日07時26分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025011300148&g=int
AFPBB
仏で訓練受けたウクライナ軍旅団、「脱走」スキャンダルで激震
2025年1月11日 15:40 発信地：非公開/ウクライナ [ ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3557689
ウクライナ軍の旅団から1700人脱走か、仏で訓練中の50人も
2025年1月3日 14:14 発信地：キーウ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3556548
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
Newsweek 2025年1月11日
『ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】』
https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2025/01/531822.php
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【有害物質とは、マイクロプラスチック】のことです。
マイクロプラスチックは微細なプラスチック粒子です。
食品、包装材、調理器具はプラスチック汚染の主要な原因です。
「健康にどのような影響を与えるかは、正確にはまだ分かっていない。」
『「内分泌かく乱物質（endocrine disrupters）」と呼ばれる化学物質を放出し、ヒトのホルモンをかく乱し、特定のがんのリスクを高めると考えられている。』
「特にマイクロプラスチックは、細胞内の遺伝物質と相互作用することによって、がんのリスクをさらに高める可能性もある。」
「スペインのバルセロナ自治大学 (Universitat Autònoma de Barcelona, UAB) の微生物学者ら研究グループは、3種類の異なるティーバッグから放出されるプラスチックと、それがヒトの細胞に与える影響を研究した。」
「すべてのデータが示しているのは、プラスチック粒子が小さいほど、細胞内へのプラスチックの取り込みが多くなるということです。つまり、サイズが小さいほど、リスクが高くなります」
「ナノプラスチックが「生物学的障壁（cross biological barriers）」を容易に通過して血液に入り、さまざまな臓器に影響を与える可能性があるとダウデル教授は述べる。ナノプラスチックがミトコンドリア（細胞の「エネルギー工場」）やDNAをかく乱し、がんのリスクを高める可能性があるのだ。」
『「発がん性は、遺伝毒性（Genotoxicity）やDNAの損傷に深く関係しています」とダウデル教授は述べる。また、同じくバルセロナ自治大学の研究者であるアルバ・ガルシア＝ロドリゲス氏はプラスチック汚染に関して本研究が「人間の健康への影響を探るために非常に重要」であるという。』
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私に説明は出来ませんので、大雑把に抜き書きしました。
研究は、まだ始まったばかりで具体的にどのような毒性があるのかは、今後の研究で分かると思います。
最大のリスクは、細胞の中に入り込み、細胞の頭脳と言うべき「ミトコンドリア」を損傷することです。
正常な細胞の製造を阻害するのは、「ガン」のメカニズムと同じです。
これが、プラスチックの食品梱包材などを通して普通に体内に取り入れられています。
多くのティーバッグを調べてみたところ、驚くほど大量のマイクロプラスチックが湯の中に溶けだしていることが分かりました。
これが、人の体内に取り込まれます。
更に考えると、例えばコンビニのレンジでチンする麺類です。
これも発泡スチロール製のどんぶりに入っています。発泡スチロールの材料は「ポリスチレン（PS）」です。
これは、今回の研究に入っていませんから、「粒子」の溶け出し具合は不明です。しかし、体内に入って安全であるとは到底言えないでしょう。
プラスチックそのものならペット・ボトル入りの飲料水があります。
これは確実に液体にマイクロプラスチックが溶け出していると思います。
テｲーバックほど多くはないかもしれませんが、リスクはあります。
その他、プラスチック製の器に入った弁当やオカズは普通に売られています。
食材でもプラスチックの袋に入った製品も普通にあります。
つまり、こういったプラスチックや類似の器や梱包材は、避けるのが望ましいことになります。
便利で簡単な現代生活は、プラスチックや類似の器や梱包材だらけと言っていいでしょう。
こういったものが、癌や病気の原因になっていることは十分考えられるところです。
やはり、食事は出来るだけ素材から作る。食器や食品の保存には材質を考えることが必要なようです。
ここに食品添加物や保存料、人口着色料などが加わります。
安全だとされているのは単品についてです。複数になると安全かどうかなど調査はしていないでしょう。
こうして身の回りには、それ単独では直ぐに害は出ないかもしれませんが、長期間・複数を使うことで体内で「複合汚染」が蓄積しているかもしれません。
十分、リスクを認識しておくべきだと思います。
テｲーバックの話を聞いてみると、身の回りに似たようなケースが非常に多いことに気が付きました。
※関連記事目次
健康と食事と食品に関する記事の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/b92e5a15608b21d43d1f87be41f2d0ec