とっくに辞めた女、セキトリが魔の手を延ばしていた

2020年10月01日 | 日記
6月に辞めていった、いや、クビ同然で辞めさせられたセキトリ。

セキトリというのは私が密かにつけたアダ名で、なぜセキトリとつけたかは3年前の9月のブログにも書いたのだが、

職場のメンバーで焼肉に行った時のことからだった。

新入りのパートで来たばかりのセキトリ。

焼肉屋で席に着く時、背もたれの有るソファーと、背もたれの無いイスがあって、

或るおばちゃん職員が、

「私、おばちゃんだからソファーに座ろう~」

とソファーに座ったので、私も、

「あ、私はもっとおばちゃんだから、ソファーにすわ…」

と言うか言わないかのうちに、新人セキトリがサッ!とソファーの席に座ってしまったのだった。

いかにもセキトリ体系で無表情に無言でサッとすばやくズーズーしく。

それでも仕事中もサッサとやってるならまだしも、

普段まったく仕事もせず、ドッカリ座ったままのセキトリ。

モモカちゃんのトイレ介助にも行かないので、

「モモカちゃんのトイレお願いします」

と私が笑顔で頼んだ時、セキトリはため息をついて、

「了解で~す」

とふて腐れて立ち上がったり、

子ども達の風船バレーの相手をお願いすると、

「疲れます」

とか言って風船みたいな顔でムスッとしたり、

オマエは何しに仕事に来てるんだーっ!

て言いたくなったもんだった。

そのくせ男性職員には愛嬌良くて。風船みたいな顔で。

しかしながら上司達から「辞めてください」的な雰囲気を感じ、今年の6月についに辞めて行ったセキトリ。


だが、セキトリは職場に恨みがあった。

いろんな人にLINEを送っていた。

私にも。

「ダレダレさんが辞めるようですよ。たかぽんさんも何かグチがあったら私、いつでも聞きますよ」

とか、職場の様子を探るようなLINEが時々来ていた。


そんな中、若い男性パート職員、コウタさんから今日聞かされた。

コウタさんと帰りの駐車場で一緒になり、セキトリのことを私に教えてきた。

「セキトリさんからしょっちゅうLINEが来るんです」

どんなことで?と聞くと、

「イナモトさんがコウタさんの悪口を言っていたよ」

とか、そういう人間関係を搔き乱すようなことを言って来るらしい。

「どうせセキトリさんのことだから、話を盛ってるんだから、気にしない方がいいよ。とっくに辞めたくせに何を言ってるのだよね」

と言うと、コウタさん、

「あと困るのが、僕、キャンプするのが趣味ってことセキトリさんが知ってるんですけど、今度一緒にキャンプしましょうって言って来るんです」。

ぷっ!

ホントに私は噴いてしまった。笑

「しかもセキトリさん、どんどん勝手に話を進めて、日にちとか決めて言ってきて…」

ちょ。爆笑。

「ハッキリ断った方がいいよ!ていうかセキトリさん、コウタさんに彼女が居るの知らないの?」

「知らないと思います」

セキトリよ~笑

セキトリ39歳。コウタさん24歳。

狙っても無理だよセキトリよ。

コウタさんは同棲してるほどの相手がいる。

なんならセキトリよ、昨日で辞めたヒロキでも狙いなさい。

てゆうかさ、辞めたんだから、職場の人間関係を搔き乱すようなことはしないでくれセキトリ。