息子のこと

2020年10月05日 | 日記
HSP(ハイリーセンシティブパーソン)のことが書かれている「繊細さん」という本が、以前、話題になったことがあるが、ウチの息子はまさに絵に画いたようなそれ、HSP。

息子はあまりにもその傾向が強すぎる。

とにかく神経が敏感。

誰かが困っていると、それを息子は強く感じ、本人のように苦しんでしまう。

心だけじゃない。例えば私が「頭が痛い」と言っていると、息子も頭が痛くなるし、

架空のこと、例えばテレビや映画やゲームで、登場人物が辛い思いや、怪我をすると、自分も辛くなったり、或いは怪我と同じ場所が痛み出す。

なんだかある意味マンガのような息子なのだがしょうがない。

そういえば、高校の時、息子は友達の中にひとり、常にネガティブな子がいて辛いと言っていた。

何が辛いのかな、別に気にしなきゃいいのにと言ったのだが、そのレベルでは無いようだった。

その子がまるで息子の心に入り込んでいるくらいの感覚になっていたのだろう。

早く高校を卒業して、その子と離れたいと言っていた。

もちろん他人のことだけではない。

息子自身にとって、音や目に映るモノが敏感に入ってくる。

そして人が大勢居るところでは、人々から発する空気、気配、何か目に現れないそういったものを感じすぎてしまうし、声もたくさん耳に入ってきてしまう。

常に息子は気疲れしている状態なのだと思う。

息子がボンヤリしているのがよく見かけたが、あれは疲労困ぱいしていたからなのかもしれない。

そんな息子だから、鬱になったのだろう。

HSPの人は、鬱になりやすいそうだから。





今日、息子は久々に安定剤を服用した

2020年10月03日 | 日記
今朝起きてきた息子は元気が無かった。

まあ、寝起きでボーとしてるのもあるのかなと思ったが、突然、

「お腹が痛い…」

と辛そうにし出した。

多分、精神的なものからきてるんだろうと思い、そのうち治るだろうと様子を見ていたら、

「イタタタタタタッ…」

と、倒れてしまった!

だが、私はこの後仕事に行かなければならず、困った。

でもこんな苦しんでいる息子を置いて行くわけにいかず、社長に電話をし、遅れて出勤させてもらうことにした。

「よし、病院に行こう!」

と息子に言った。

「どこの病院に行くの?どこ行ったって、俺のこと解ってくれる病院なんて無い」

と苦しみながら言う息子。

「何言ってるの?この前胃カメラやった時、『俺はこの先どんな辛いことも乗り越えられる気がする』って言ってたじゃない」

すると息子は悲しそうに、

「そう言うのは間違ってた…」

と言い出した。

「とにかく病院に行って痛み止めをもらって来よう」

と息子に言うと、

「安定剤を飲む」

と言う。

そして飲んだ。

いつ以来だろう。

3か月ぶりだろうか。

漢方薬はずっと今でも毎日飲んでるのだが、錠剤の精神安定剤を服用するのは久し振りだった。

前に身心を崩していた時は、病気不安症になっていたからだった。

でも最近また沈んで不安定になっているのは、或る女の子のことがあるようだ。

それはまだ何と此処で書いたらいいものやら…


とりあえず、安定剤を飲んだ後だいぶ落ち着いたので、私は遅れて仕事に行って来た。





もう少し続けてみようと思う

2020年10月02日 | 日記
6月に、久々に戻って来た元の職場は、前に比べて雰囲気が変わっていた。

障がいを持った子ども達のデイサービスなのだが、前よりも利用者が増え、私では荷が重いような子達が多くなっていた。

ルールも何もあったもんじゃない。

ちょっとしたことですぐキレて乱暴してくるし。

毎回クタクタに疲れる。

しかもどうやら職員達の人間関係も複雑そうだ。

ああ、もう嫌だ。無理だ。

と思って9月の始めに「辞めたい」と上司達に話した。

しかし、「保留させて欲しい。もう少し考えて欲しい」と言われた。

そう言われて、正直悪い気はしないでもなかった。

セキトリもヒロキも辞める意向を伝えた時、止めることはなく受け入れられたと聞いている。

しかもつい先日、上司達から、

「たかぽんさんには居てもらわなきゃ困る」

とまで言われていた。


なんかね、

その気になるじゃないか、

けっこう単純だから私。


まあ今辞めたところで新しい仕事を探したり、新しい仕事を覚えるのは自信が無い。

今はだいたい週4で働いてるが、シフトを減らしてもらえばもう少しやっていけるかなと。

社長にもそう言った。

すると社長、

「ありがとうございます」

と頭を下げた。

いやいやそんな。
   
今月のシフトは出来てしまったから減らせないけど、来月からはシフトを減らすらしい。

とりあえず、しばらくは、もう少しは、それでいいかな。









とっくに辞めた女、セキトリが魔の手を延ばしていた

2020年10月01日 | 日記
6月に辞めていった、いや、クビ同然で辞めさせられたセキトリ。

セキトリというのは私が密かにつけたアダ名で、なぜセキトリとつけたかは3年前の9月のブログにも書いたのだが、

職場のメンバーで焼肉に行った時のことからだった。

新入りのパートで来たばかりのセキトリ。

焼肉屋で席に着く時、背もたれの有るソファーと、背もたれの無いイスがあって、

或るおばちゃん職員が、

「私、おばちゃんだからソファーに座ろう~」

とソファーに座ったので、私も、

「あ、私はもっとおばちゃんだから、ソファーにすわ…」

と言うか言わないかのうちに、新人セキトリがサッ!とソファーの席に座ってしまったのだった。

いかにもセキトリ体系で無表情に無言でサッとすばやくズーズーしく。

それでも仕事中もサッサとやってるならまだしも、

普段まったく仕事もせず、ドッカリ座ったままのセキトリ。

モモカちゃんのトイレ介助にも行かないので、

「モモカちゃんのトイレお願いします」

と私が笑顔で頼んだ時、セキトリはため息をついて、

「了解で~す」

とふて腐れて立ち上がったり、

子ども達の風船バレーの相手をお願いすると、

「疲れます」

とか言って風船みたいな顔でムスッとしたり、

オマエは何しに仕事に来てるんだーっ!

て言いたくなったもんだった。

そのくせ男性職員には愛嬌良くて。風船みたいな顔で。

しかしながら上司達から「辞めてください」的な雰囲気を感じ、今年の6月についに辞めて行ったセキトリ。


だが、セキトリは職場に恨みがあった。

いろんな人にLINEを送っていた。

私にも。

「ダレダレさんが辞めるようですよ。たかぽんさんも何かグチがあったら私、いつでも聞きますよ」

とか、職場の様子を探るようなLINEが時々来ていた。


そんな中、若い男性パート職員、コウタさんから今日聞かされた。

コウタさんと帰りの駐車場で一緒になり、セキトリのことを私に教えてきた。

「セキトリさんからしょっちゅうLINEが来るんです」

どんなことで?と聞くと、

「イナモトさんがコウタさんの悪口を言っていたよ」

とか、そういう人間関係を搔き乱すようなことを言って来るらしい。

「どうせセキトリさんのことだから、話を盛ってるんだから、気にしない方がいいよ。とっくに辞めたくせに何を言ってるのだよね」

と言うと、コウタさん、

「あと困るのが、僕、キャンプするのが趣味ってことセキトリさんが知ってるんですけど、今度一緒にキャンプしましょうって言って来るんです」。

ぷっ!

ホントに私は噴いてしまった。笑

「しかもセキトリさん、どんどん勝手に話を進めて、日にちとか決めて言ってきて…」

ちょ。爆笑。

「ハッキリ断った方がいいよ!ていうかセキトリさん、コウタさんに彼女が居るの知らないの?」

「知らないと思います」

セキトリよ~笑

セキトリ39歳。コウタさん24歳。

狙っても無理だよセキトリよ。

コウタさんは同棲してるほどの相手がいる。

なんならセキトリよ、昨日で辞めたヒロキでも狙いなさい。

てゆうかさ、辞めたんだから、職場の人間関係を搔き乱すようなことはしないでくれセキトリ。