Harmony

ちょっと呟いて孤独からの脱出?

さくら

2007-04-01 22:50:32 | Weblog
東京の桜は満開のよう。

6年前のちょうどこの時、上野公園で見た桜、電車の窓からあちこちに見た桜。
どれも満開で美しかった。
その美しい桜も、楽しかったディズニーランドも、久し振りに会ったたくさんの親戚との寛ぎの時間も・・
どの思い出も胸の奥に仕舞って蓋をしている私達。
弟の家族と母と私の楽しかった旅を語る事は、この先もきっとないのでしょう。
甥の7回忌が終わっても、ひと区切りつく事はないのです。


以前は、桜にそんなにも儚さを感じる事はなかったけれど。
今は、儚さも切なさも、時には虚しさまでも感じる桜。
それでもやっぱり美しい花を見たい。
ひとりで、ゆっくり、桜の花を眺めていたい。

昨日から聴き続けている直太朗の「さくら」は、やっぱり切なくて。
でも少しの希望が見える気がしてくる「さくら」の歌。
そして、心がきれいになりそうな気がしてくる(笑)直太朗の歌声。

北海道の桜はまだずっと先です。

コメント (2)
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あの日から・・

2007-04-01 19:59:45 | Weblog
月日の経つのは本当に早い。
今日は甥の7回忌法要。
6年を経て、家族の心が今どうあるかなんて誰にも分からない。
でも苦しみは、きっと変わらない。

住職のお話は「千の風になって」だった。
この詩に曲を付けて最初に歌ったのは、浄土宗のスタジオのあるお寺だったそう。
住職は「彼は、輝いてあなた達を見守っていますよ。」とおっしゃった。

今は私も開いて見る事ができるこの本『1000の風
弟が「最初の頃は見られないよね」って言った。
やっぱりそうだったのね。
今は見る事できるのね?


そして、なぜなのか、
それぞれの心に、苦しみ悲しみは止む事なくやってきてしまう。
悪人なんていない。
正直に生きているだけ。
だから、生きることのやるせなさ切なさを感じるのです。


そんなそれぞれの思いとは別に、とても美味しい食事を頂いた。
3時間をかけての卯月時別懐石料理。
春の香りがいっぱいの料理を、ゆっくりゆっくりと堪能。
器も盛り付けもそれは素敵で。
かなりの量も、3時間も掛ければちゃんとお腹に入るものです。
ホテルの中の有名店でのコース料理、私にはもう食べられないはず(笑)。


お腹が幸せに満たされて、皆の心が少し軽くなったと思いたいのだけど…。

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