少し前の北海道新聞に、
『ぼくらに、希望を 第1部それぞれの場所でー挫折ー』
という連載記事があった。
若者達の間に,先の希望が持てない層が広がっているという。
懸命に働いても低収入のままや不安定な暮らし。
そうした若者達の様々な職場での実態や悲痛な思い。
なんて理不尽なんだろう。
7回の連載を読み終わり、憤りややるせなさでいっぱいになった。
利益を求めるだけの企業。社会の仕組み。
歪みは大きくなるばかりだ。
希望の持てない社会に若者ばかりじゃなく広がる不安。
2008年もそうして始まっている。
参院で否決された新テロ特措法は、衆院であっけなく再議決。
http://www.magazine9.jp/desk/080116/080116.php
アメリカばかりを見ているらしい政治家は、
格差社会やワーキングプア等という言葉だけではないその実態を知っているのだろうか。
「ぼくらに希望を」の記事を読んだら何と言うのだろう。