昨日続けて見た2つのテレビ。
一回目を見逃して初めて見た「水曜ノンフィクション」の2回目は、
ゲストコメンテーターが姜尚中と雨宮処凛だけという、
ある意味めずらしい人選だと思う二人。
戦時中の学徒動員の映像や、安保闘争等の学生運動の映像から見えるものと、
それらの時代と対比しながら、現代の学生、若者の気質や取り巻く環境を考えるといったような内容。
掘り下げ方に物足りなさはあるものの、最近のバラエティ漬けのテレビの中では中々硬派な番組でいいと思った。
視聴率は芳しくないようだけど、こういう路線を崩さず続けて欲しい。
そしてもう一つの「久米宏のテレビってヤツは!?」
これがなんだかよく分からない。
まずコメンテーターが多い。
話は本題から逸れるし散漫。
内容もサラッとという感じで物足りない。
ここにも出演の姜尚中と、森永卓郎はまぁ良かったのだけれど、
他のゲストはただお喋りを聞くのにはおもしろそうでも、
こういう報道系ではなんだかなぁという感じ。
もしかしてこの番組は、そもそもバラエティ路線なんだろうか。
そういえば、10月4日からスタートしている「情報7days ニュースキャスター」
安住アナウンサーでどんな報道番組になるのか、少しばかり期待していたのだけど、どうもなんだかたけしがしっくりこない。
というか、たけしはニュース番組には向かないのだと思う。
ちょっとガッカリな番組。
報道系に力を入れているらしいTBS。
視聴率に負けないで良質なのをお願いしたいと思うのだけど。