悲しくてやりきれない

悲しくてやりきれない



日常に戻って、
寂しさがまたいつものようにやってきた。

部屋の中から空を眺めていたら、
「悲しくてやりきれない」の歌が流れて来た。
秋になると必ず心に流れて来る歌。

そういえば、以前にもこんなことを書いたような気がして
見てみたら、
昨年のちょうど今日、同じようなことを書いていた。

全部が悲しい。
だから力強いんだ。
と言った井筒監督に、
すごく共感したんだった。



まだ夫も元気で、ちょっとは幸せだった頃。
犬のクロベェと原っぱを散歩しながら、よく歌ってた。

青くて高い空と、色が少しさみしくなってきていた広い秋の原っぱ。
幸せと哀しみが入り交じって、泣きそうになったことがあったっけ。


この季節、
空を眺めていたら、
きっと皆感傷的になるのだろう。
「悲しくてやりきれない」は、そんな時によく合う歌。




別にネガティブになってるわけじゃないからね（笑）。
寂しいだけ。