美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

デザイン付箋紙の行方

2014-03-25 21:44:20 | 日記

ご無沙汰でした。

卒業、入試等でしっちゃかめっちゃかでした…。

 

さて、早速ですがこのうちわ。卒業生したうちのクラスの子たちからいただきました。

以前授業で取り組んだものの、時間が足りず中途半端で終わってしまった「付箋紙&クリップのデザイン」の題材。

付箋紙に関しては、色々工夫してはさみでチョキチョキ切っていたものの、中途半端でタイムオーバーとなり、もったいないなと思っていた矢先に思いついたのがこういった使い方。

授業でお世話になった先生方に最後の授業で渡すグッズ。これに活用してみました。

もちろん「俺によこせ!」と作らせたわけではありませんよ…。最終的には自分もいただきましたということです。

 

美術の授業内では完結させることができず、中途半端に終わっていたので、そのままメッセージカード代わりに使用。貼ってはがせるのり付きなので、レイアウトの際は便利でした。

レイアウトが完成し、余白を彩ったら「ピッチン」で全体をカバー。これで付箋紙ははがれてこないし、耐久性も増します。

 

そして、貼り付ける台紙を「うちわ」にしたのは、うちのクラスが今年度の文化祭でお揃いのうちわを制作したことに由来します。

なおかつ邪魔にならないかなと。たいそうかさばる物をいただいても、先生たちは内心困るかもしれません。ですからこれならそんなに邪魔じゃないし、実際にうちわとして使用することもできますからね。

 

本来の付箋紙の使用目的とは違いますが、それなりに良い着地の仕方だったかなと思います。

 

 

ちなみにクリップの方は…

結局男子が一生懸命毎時間毎時間工夫して作ってはいましたが、こちらも中途半端だったかな…。

次回また取り組むとしたら、たとえば…

①シリーズ物にする。【乗り物、動物、人、スポーツ…他】

②よりよい針金を研究する。【今回用意した素材があまり良くなかったので…】

③アイディアスケッチをバッチリ描かせる。

などの教師の工夫が求められると反省しました。

 

さて、来年度はどうしようかな…とじっくり考え始めたいのですが、まずは新年度の分掌が厄介なことになってしまう見込みなので、それだけで頭がいっぱいいっぱい…。

はー…小さい学校は一人何役もこなす必要があるので、思っていた以上に大変です…。

勉強しに出かけられるかなー…。今年こそはちょっと出歩きたいと思ってたのになー…。

 

 

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