美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

新年度 美術の授業スタート

2015-04-12 18:30:31 | 日記

平成27年度、新年度が始まりました。月曜日が入学式、水曜からは授業が始まったこの1週間。

長い長い1週間でした…。

学級担任として迎えていた新年度はある程度慣れていましたが、教務主任としてのそれはまだ2年目で慣れるわけもなく…。

教育事務委託事業スタートや、多数の職員の転出入も影響し、やることの多さと煩雑さにただただ苦しい思いをしました。

こんなに苦しかった新年度は何年振りだろう?…いや初めてかもしれません。

 

オリエンテーション(ガイダンス)の授業に色々工夫をし始めた昨年。

今年度は気づけば自分の授業の準備が一番最後の仕事になってしまい、まともに準備ができませんでした。

悔しいなー…もっともっとバッチリ準備して、インパクトのある美術の授業との出会いを演出したかったな。中途半端でちょっとつまらない1時間にしてしまいました。本当に残念…。

これは来年度からのオリエンテーションに向けて、早めにプランを練って美術メモ帳に記しておこうと思う。

 

さて、新入生はもちろん初めて受ける僕の授業となりますが、今年度に限っては、2,3年生にも転入生がごっそり混ざっている特殊な状況です。

今までの『当たり前』や『暗黙の了解』が通用しないケースが多く出てくることが予測されました。

よってこの学校に来てからは7年目にして初めて『美術の授業の約束』『美術の授業の目標』を美術室に掲げることにしました。

↑これが目標。約束の方はなんだかちょっと恥ずかしいのでここには載せません。

…しかしこれすら印刷(A1サイズ)まではしたものの、掲示物を整理して貼りだすには至らず…。

 

机の改装も終わらなかったしなー…。

学校全体としては、なんとか無事にスタートを切り、順調に進み始めたように思えます。昨年度よりうまく回っている箇所もあり、職員間も明るい感じ。

でもまだまだ軌道に乗るまでには色々ありますね…。なんとか泥縄で乗り切ってる部分もある感はぬぐえません。これは致し方ないと思います。

引き継ぎが上手くいっておらず、保護者の方々から「なんで今年は…?」との声が上がってしまっている箇所もあるようですので、その辺にも気を付けながら長老として色々伝えていかねばと思います。

 

明日からまた新たな1週間が始まります。

美術の授業はスタートからコケてしまいましたが、取り返していこうと思う。

新入生に「図工あんまり好きじゃなかった人ー?」と聞いてみたところ、大多数の生徒が挙手をしました…。よーし!これ全部変えてやる!」と思わず言っちゃいましたが、そこそこ自信はある。

掲げた目標を自らも意識して授業展開し、美術の楽しさや意味深さを伝えていきたいと思う。