雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

雪中行軍

2018年02月19日 | 徒然
 昨日、職場のトレッキング部の月例登山で、いわき市田人町にある【明神山】に登ってきました。



 今回は、新入女性部員1名を加えた総勢5名の隊、残念ながら小4の隊長さんは不参加となりました。

 いわきの街中を出発したときは、天気も良くて、「今日も絶好の登山日和だなぁ」とウキウキ気分だったのですが、、、、

 県道71号線に入り、次第に山道になってきたら、どんどん周りが白くなってきて、、、



 着いた登山口は、5センチくらいの積雪で、気温マイナス2度。

 「この先、どれくらいの雪が積もっているんだろう?」と一抹の不安を覚えましたが、ここまで来て引き返すという選択肢はありませんでしたので、雪中行軍を強行します。



 多祁神社の階段からスタート、最初はなだらかだった道も5分も歩くと急勾配になって、早くも新入女性部員の息が上がってしまいました。







「この調子だと頂上には辿り付けないんじゃないか」と心配になりましたが、こまめに休憩を取りながら牛歩戦術に切り替えての行軍。



 1時間以上登ると、広範囲に伐採され下界が一望できる空間が現われ、心と身体のリフレッシュ。

 山を見上げると、200メートルほど先に看板らしきものが見えて、「あそこが頂上じゃないか?」と足が軽くなりましたが、看板に書いてあった文字は、、、



 『夫婦大杉 中間点』

 ここから更に雪が深くなり、しばらく無言の行軍、完全にブルー入ってます。



 ようやっと『奥の院』に到着、ここまで来れば頂上は目と鼻の先。





 氷柱がさがってます。

 ネットの情報では、1時間で登れる行程を2時間強かけて頂上に辿りつきました。





 ウエットティッシュが凍ってしまう中でのお昼休憩、冬場の山登りはお湯を沸かせる器具が必須アイテムだと誰もが実感したのでした。

 下山は、一度も休むことなく30分くらいで戻ってこられました。





 そして、登山の後のお楽しみである『温泉』、今回は【田人おふくろの宿】での日帰り入浴、ここは温泉ではないのですが、地下水を沸かしているので柔らかなお湯で芯まで温まります。





 無事に登山を終え、いわき駅前の焼き鳥屋さんで反省会、充実の一日となりました。

 来月はどこにしましょうかねぇ~