インドアプレーンとロボット

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MSR送信機信号解析

2011-11-04 19:49:40 | 飛行機 技術情報
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永野さんが、優秀な機械で波形を撮ってくれたので、仕事もせずに考えて

多分こんな感じじゃないだろうかと、推測しました。

最初の立下りから10ビットごとには確実に立下りがあります。

なので、最初の2ビットはデータでなくて、同期の為の立下りエッジを作っていると考えると

大きくして2段の方が見やすいかな?







たとえばスロットル信号で見ると、立下りエッジ確認の赤い部分は無視して、

8ビット分0ビットから順番に出しているとします。

すると下の図の通りにデータが取れます。




これをいろいろな場面に照らし合わせてみると、

下のようになって、結構理屈に合います。

各ジョイスティックのデータは10ビットと言う事ですね




プログラム作る為には正確な信号時間が必要なのですが、

1バイトのデータ幅は、約75~76μSと言う所でしょうか?





PS、あくまで推測と言うことで、永野さん検証お願いします

また正確な時間幅、わかれば教えてください??



PS2

コメントにも書きましたけど、5CH、6CHは、こんな感じだと思います。









PS3

結局この送信機で、RX33などのマイクロ受信機を使った場合、5CH、6CH が使えるか?と言うのが

注目のポイントなのですが、(東京の人たちはすでに知っていたのか知りませんが)

実験の結果.........使えます!!!!

5CH (右のスティックSW)は電源入れた直後は、2ms近い信号が出ています、そして1回押すと

1ms近くになって、もう一度押すと2msを繰り返します。

つまりサーボの動きに直すと右一杯から、左一杯の動きを繰り返すと言う事になって、

引っ込み脚の操作にはもってこいの信号になっています。

ただ舵角も変わると思うので、足が出ている間は舵角ひかえめ?とか、なるかもしれませんが.....


そして 6CH ですが、バインド用で、押すと音も出るし、使いにくいのでは?と思っていましたが、

何と!ぴったりの使い道が、ありました。 IRD のトリガ信号にばっちり!! 

押すと1ms近くの信号が、2ms近くに変化します!音もピロピロ音ですが、ガンの発射音と思えば、

最初からサウンド付の送信機として理想的という事です。

でもちょっと、左スティック押し込む操作は、硬いので別のスイッチを付けるのが良いかも知れません、







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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
パルスの幅 (永野)
2011-11-05 08:39:32
細かい分析ありがとうございます。数字は1ずつ変化していると思っていました。4変化してたんですね。
パルス1Bit分は7.62μSでした。
問題はバインドの仕方ですね。バインドモードの時は全く別の信号が出るのか またはバインド機能はPsocが担当していて複雑はプログラムはいらないかもしれません。
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改造 (kobara)
2011-11-05 11:50:34
この信号がきっちり解読できたら、この送信機わりと操作しやすいので、赤外線に改造したり
エレボンやリバース機能の追加
ひょっとすると5ch、6chも動作出来るかもしれませんね
さらに基盤部分はわりと小さいので小さな箱に組み込んで小型送信機もできるかもしれません
トリムが簡単に調節できるところがいいですね。
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5CH (としちゃん)
2011-11-05 21:00:23
実は5ch目はそのプロポからすでに出ています。右スティック押し込み動作がそれで、一回押すごとに、ハイとロー切り変わるようになっています。たぶん引き込み脚用に設定されているのでしょう。
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5CH,6CH (kobara)
2011-11-05 22:51:12
本当ですね、うちの見にくいオシロを目を凝らして見てみると、
5ch目は電源ON後は、(13 54H)で右のスティックを押すと(10 AAH)に切り替わって
電源のLEDが点滅に変ります。1回押すごとに切り替わります。
又バインド用の左スティックの押しボタンは6ch目に展開していました。
普段は(14 AAH)で押すと(17 54H)
になるみたいですね。
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少し確認させて下さい。 (まこと)
2011-11-06 00:30:38
BL-mSRでは、右ステックの押し込みでの切り替えは舵角切り替えようとして動作しているそうですが今お話の引き込み脚は別の利用方法でしょうか?
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信号に変化の意味 (永野)
2011-11-06 07:24:21
オンオフで使うだけなら1ビット変化させればいいのにどんな法則なのか分かりません。
信号を反転させてスタートビットを1ストップビットを0として8ビット信号をRS232Cで読ませてみましたがボーレートが合わず12バイトの信号になってしまいます。それ用に解析ツールを作るしか無いようです。ちなみにバインド状態の信号は先頭バイトが00Hから80Hに変化しています。
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ヒミツ解明を楽しみにしています (たかはし)
2011-11-06 11:29:01
kobaraさんみなさんごぶさたしております。当方でも、まずmSR送信機、次いでTD2.4LPモジュールを仕入れました。チャンネル割り当て直しやリバース設定などを、デカくて重いPCM9Xを使わずにコンパクトな筐体で実現したいですね。ロジック解明を楽しみにしております。こちらではiPhlyどうかと思って試してるのですが悪戦苦闘中~
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解析しました (永野)
2011-11-06 12:28:24
トリム中心の値です
スロットル 00DB-0354
エルロン  04C6-05FF-0754
エレベータ 08AA-09FF-0B54
ラダー   0CAA-0DFF-0F34
まで変化しています。
スティックは1ずつ変化しています。
トリムは4ずつ変化しています。
まるまる2日遊んでしまいました。
今日の飛行会の準備をこれからします。
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昨日の飛行会 (としちゃん)
2011-11-07 09:16:03
で永野さんに、解析結果を体験させて貰いました。各チャンネルはそれぞれ、先頭番号が振り当てられていてるので、この番号を頼りに各チャンネルシグナルの値取得後に干渉した値を送信モジュールに渡せばエキスポやエレボンの機能を追加できそうなどと話をしました(CH番号が割り振られているおかげでモード1、モード2の切り替えも問題なく対応できますし)。体験中驚いたのは分解能をかなり高めにしてあるにも関わらず、小さなジョイステイックなのにセンター値の揺らぎが全く無い点から小さくても非常に優秀なプロポだなあと驚きでした。
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なるほど (kobara)
2011-11-07 22:40:39
そう言えば一番上の信号も、良く見てみると、上位の3ビット目から上はチャンネルを表すビットがきれいに並んでますね、
下位8ビットと、上位2ビットの10ビット部分はどこも同じみたいですね。
これで謎解きもほぼ見えてきましたね、
モード1.2は切り替えてもチャンネルを表す部分は固定みたいですね。
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