早朝ウオーキング開始の午前5時、まるで梅雨が明けてかのような暑さです。
少し歩き続ければ汗がにじみ出ますが、西陣の古い街並みや上七軒の花街を通ると、
路地を抜けてくる風が心地よく、早起きへのプレゼントかのように感じます。
立命大の構内を折り返す6時ごろ、早くもクマゼミの合唱が始まります。今夏は7月8日に
初鳴きを耳にしました。帰路シャンシャンシャとうるさい鳴き声を聞きながら私の子どもの頃を
思い返していました。確か最初に鳴き始め、そしてよく見つけることができたのはニイニイゼミ
でした。そのうちアブラゼミが主役にとってかわったと思います。
クマゼミをとらえるものなら友達に自慢できるほど珍しかった事を思い出しながらウオーキング
終了です。
さて、今週の季節の花は蓮の花です。13日(日)付け「京都新聞」に”極楽浄土の花 満開」
とありました。その新聞が配布される頃私は早朝散歩の足を「法金剛院」に向けて午前7時
開門と同時に観蓮会に参加してきました。
小雨が降り続くという悪い天候にもかかわらず約80人がカメラを片手に傘をさして
鑑賞・撮影していました。
新聞記事によると「ハスは極楽浄土に咲く花とされ、浄土を模した回遊式庭園には
約90種類が植えられている。白やピンクの優雅な大輪が、多くの参拝者の目を楽し
ませている」と。
蓮はわずか5日間の短命の花と聞きます。その姿を自分なりに探してみました。
一日目、開花初日は午前6時ごろから花弁が3~4センチほど開き8時ごろには
つぼみの状態に戻る。
二日目、早朝から咲き始め7~9時ごろには満開となる。もっとも美しいときで
優しい香りがする。そしてまた蕾の状態に戻る。
三日目、二日目と同じ経過をたどり最大に開きます。昼ごろから閉じ始めるが
閉じかけたまま夜を過ごす。
四日目、花弁が散り始め蜂巣状の花托がむき出しになります。
コンデジで写した花の写真を、花の解説書に書かれた一日目から四日目の説明
に合わせてあてはめたものです。不確か、下手な写真であることは重々承知して
います。
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