リタイヤした老人にはほとんど縁がない「新年度」が始まって、早くも半月が
過ぎようとしています。
先月末からしばらく休んでいた「ブログ 」”草花探訪” (毎週水曜日の定期便)
を4月の中旬の今回から再開することにします。
休んでいたのは3月末号からのわずか半月の期間でした。
でもこのわずかの日数に、京都市内の桜は咲き始めそして満開になり散りゆき
ました。私にとってはカメラを携えて桜を追いかける最も楽しみな日々の
はずでしたが足腰強打のけがをして自宅に閉じこもる羽目に陥っていました。
というのも、4月の声を聞いた最初の日、私は女房にせかされたわけでもないの
に一念発起したかのように、本当に珍しく自分の意志で台所や居間の大掃除に
汗を流していました。好事魔多しというのでしょうか、高い位置にある蛍光灯
を取り外して交換しようと脚立に立った時にバランスを失い腰から落下して
しまったのです。
しばらく呼吸ができず、それに声も出せないほどの強打でしたが、でも幸い
にもけがは打撲だけですみ、外傷や骨に異常がありませんでした。
湿布薬を添付するだけで自宅療養したのですが、痛さがきえたり普通に
腰を曲げ伸ばしたり普通の歩行ができるまでに約2週間かかり、カメラを携
えてあちこちの桜を追いかけることができませんでした。
やっと4月12日、天候にも恵まれた金曜日の午後、御室の桜を写しに行けた
のでその時の写真を紹介します。