思った事をそのままに

毎日綴る事は無いと思いますけど、日常の生活やその他に感じた事を思うが侭に書きたいと思います。

自転車事故の増加

2013-07-19 23:10:26 | 社会

2008年に神戸市の坂道で当時小学5年だったらしい少年の乗る自転車(マウンテンバイク)が、その坂道を散歩中の67歳の女性に衝突し、女性の頭に強烈な打撲を与える事となっていたんだろう。
現在でも衝突された女性は意識不明の状態だという。その為に11年10月に被害者側が(被害者夫と保険会社)、加害者側に損害賠償を求める提訴を神戸地裁に起こした。その判決は今月4日に下され、加害者側である被告に対し被害者夫へ35.000万、保険会社へ6.000万の損害賠償を命じている。
損害賠償を命じられた加害者の母親は納得できないとして、大阪高裁へ控訴したらしいが。

神戸地裁は母親の指導と注意が足りなかったとして、損害賠償を命じる判決を下したらしいんだが、母親はちゃんと行っていたんだと主張し大阪高裁へ控訴している。
だが、自転車に乗る事の指導と注意を自分の子供にしっかりと行っている親は、実際にどれだけ存在しているのだろうか。まず多くの人が意識しているのでは無いかと思えるが、車やバイクとは異なる乗り物であって、車道は走ってはならない、歩道を走らなければならないと。

自転車を愛用している人々の中にはしっかりと意識している人々は多いんじゃないかと思えるんだが、自転車はバイクと称される物であり、本来は車やバイクと同じ者として扱われている物。よって、自転車も車道の路側帯を走らなければならないとされているし、車などと同じく左側を走らなければならないとされている。
また歩道を走る事を完全に禁じられてはいないのだが、その時には常に歩行者の安全を意識しなければならない。歩行者にとっては自転車も車やバイクと同じく危険な物であって、乗っている側の一寸した不注意から衝突する事により、小さな打撲もあるだろうが、大きな傷害をもたらす可能性もある。

自転車を適当に意識している者といっていいのだろうか、携帯やスマホなどを見ながら歩道を走っている者も多く存在する様になってきているし、歩道を占め尽くす様に横に並び走ってる連中もいる。
同じ歩道を歩いている歩行者や、走っている自転車の安全を完全に無視した非常に危険な走りを平然と行っているとしか思われない。と同時に、この者達は自転車への認識が非常に甘いんだろうなと思えてしまうのだが。

警察庁交通局交通企画課が昨年10月5日に自転車事故などに関する情報を公開しているが、まず全交通事故に占める自転車交通事故の割合は増加傾向にあって、平成23には約2割とされている。
更に自動車と歩行者の交通事故件数は平成13年には71.737件が23年には55.284件へと減少している。対し、自転車と歩行者の事故件数は13年には1.807件が23年には2.801件へと増加している。
この事故による、死傷者数は143.738人でこの中での死者数は628人。重傷者数は10.799人とされている。そして年齢層では、どちらも高齢者層が多く未成年者は少ない。
自転車事故には大きな事は無いだろうと思っている者が多いのかもしれないが、実際には大きな被害を被っている人々は多く存在している。それも高齢者に。

自転車に乗る者達が自分の責任をしっかりと認識した運転をしていれば、事故数は増加で無く減少していたのかもしれない。
だが周囲をしっかり注意して走らなければならない、特に歩行者の動きや同じ歩道を走る自転車の動きなど注意しなければならない筈だが、意識が薄いからこそ周囲を意識しない適当な走りをする者が増えているのかもしれない。
更に、事故を起こしても刑法に触れる事も無い、逮捕される事も無いと思い込んでいる者もいる事は間違い無いだろう。
だが、衝突により歩行者などに死障害を与えた場合には、刑法28章 過失傷害の罪(209条~2011条)が問われる事となる。これにより、事故の大きさにより逮捕される者もいるだろうし、民事訴訟により損害賠償命令を命じられる事もある。

警察庁によると10年の間に自転車と歩行者の事故が大きく増加しているとしているが、その大きな原因を自転車に乗ってる者が、安全ルールを守らずに歩行者などに注意する事も無く適当に走っているとしているのではないか。

確かに自転車は車やバイクとは異なる乗り物で、大きな事故を起こす事の無い安全な物と思っている者が多くいるのかもしれない。
だが、自転車が安全に走れる様な道路整備は一体どこまで行われているのだろうか。新しく整備された道路などでは、路側帯を広く取るようにしている様だが。昔からの道路だと、歩道は無く路側帯は非常に狭い場所も多い。
ロードやクロスなどに乗っている者だと、歩道よりも車道が走りやすい意識が強いと思うが、ママチャリやタイヤが大きいマウンテンなどだと、車道よりも歩道が走りやすいと意識する者が多いのではないだろうか。
自転車に乗る者達の意識も大きな問題となっているのかもしれないが、自転車通路も意識した道路整備がされていない事も大きな問題となっているのではないか。

平成20年から「自転車通行環境整備のモデル地区整備事業」がされ、98のモデル地区を全国に指定し、「自転車通行環境整備の模範となる事業を実施」しているらしい。
高知でも2ヵ所に桟橋地区と菜園場~知寄町地区に整備されているらしいが、桟橋地区では何年も前から道路整備が行われていた事は間違い無いが、まだ完了しているとは思われない。更に、菜園場~知寄町地区とは、北本町から知寄町へ抜ける地球33番地が整備されているし、同じく北本町から菜園場へ抜ける事が出来る道路整備が殆ど完了していると思えるが、この2つを合わせて菜園場~知寄町地区と指定しているのかもしれないなと思ったのだが。

先に書いたが、自転車事故でも逮捕される事はあるし、民事訴訟により被告となる加害者には損害賠償を命じる判決を下す裁判が多く出ている。100万単位のものもあるかもしれないが、1.000万単位の損害賠償を命じる判決が多いのではないだろうか。
曖昧なハンドル操作や無集中的な走りをしている時に、歩道を歩いている人に衝突する可能性は高いだろう。
それにより、歩行者に激しい被害を被らせ、後遺症により残りの生涯を苦しい状態で過ごしていかなければならない状態へと追い込まれている被害者が多いのかもしれない。
それだけの被害を被ったのなら、本人だけでは無い、家族も自転車を操っていた加害者に対し幾らか感情的にもなり、損害賠償を民事裁判に提訴しているのではないだろうか。そして、多くの裁判では原告側が勝利しているのではないかと思われるが。

自転車対歩行者事故では、間違いなく歩行者が弱者となる。2008年9月に発生しているマウンテンに乗る小学生と、坂道を散歩していた高齢の間で大きな事故が発生している。マウンテンバイクは下りで、高齢者は上りだった様だ。真直ぐの坂だったのか、複数のカーブを加えた坂道だったのか、分らない。
だが、真直ぐの坂だったらずっと先から向かってくる歩行者は見えていた筈で、それに対する対応はしっかりと出来ていた筈だ。

そして、カーブの多い下りだとしてもコーナー毎にブレーキングを掛けながらコーナーの状況を見ながら、且つ下りに沿ってしっかりと走っていかなければならない。でなければ、自分がコーナーアウトへ膨らむ事となり、危険な状態へと追い込まれてしまうのだから。
更にコーナーを攻める時には、必ず歩行者の確認を行っていかなければならない。でなければ、歩行者に大きな損害をもたらす事となってしまう。

自転車はバイクの一部であり、このバイクにより歩行者などに障害を与えれば、当然の事ながらバイクを操るライダーの責任となる。ライダーが避ける事無く歩行者などに被害が被るのだから。
自転車を常に愛用し、活発に活用している者などはライダーとしての意識をしっかりと持ち、ロードやクロスに乗る者達は出来るだけ車道を選択し走るべきだろう。
また歩道を走る者達も、常に歩行者の安全を意識しながら走るようにしなければならない。


消化器内科での脂肪肝の診療

2013-07-19 12:05:07 | 日記

現在持病の診療を受けている病院の医師が、数ヶ月毎に行う血液検査の結果を持ち出して、コレステロールなどが高い事を理由として自分は脂肪肝だといって薬の服用を強制的に指示されていた。
だが、ネットで検索したり本を読んだりすれば、どれも基本的治療は生活改善とある。また、コレステロールは単に減少させればいいという物では無く、体に絶対に必要な者だとも書かれてある。

過去にも書いたが、服用を強制しようとする医師の行為が納得できずに、脂肪肝を診療科目の一つとしている消化器内科の病院へ通ってみる事にした。初めて通ったのは先週12日。先週は血液検査と尿検査、そして簡単な診療を受けて終ったが、今日はエコー検査を受ける為に通った。
このエコー検査のやり方に持病の診療を受けている病院と消化器内科に大きな違いを感じさせられたね。持病の診療を受けている病院ではエコー検査を専門にやっている者がいる様だが、何故だかズボンを全部脱げという。だが、今日のエコー検査ではただベルトを外し、看護師さんは前を開いて欲しいと言われるだけで、開いた後にはパンツにタオルを引っ掛ける様にしていた。
そしてエコー検査を行うのは医師本人だった。

最初は上向きの状態、最後に横向きになって欲しいと要求しながら検査を繰り返していたが、まず脂肪肝である事をハッキリと言い、どのレベルにあるかを細かくチェックしてた様で、その結果も言われたが。
検査行っている内に脂肪肝ですねと言い出し、レベルに関しては何も発言は無い。ただ、脂肪かんだと言うだけで細かな事は何も言わない。

次に、消化器内科の医師は検査の後に脂肪肝に関し、先週の血液検査の結果も踏まえしっかりと説明をしてくれるが、持病の診療を行っている病院ではその様な事などは一切無い。そして、今日の診療では、薬は出さない。
自分の脂肪肝の原因は肥満とアルコールにあるとして、まずアルコールを控える様に、節食を行う様に、体重を減少する様にと言われる。数年前に比べるとかなりしまってきているんだが、まだ肥満と判断されても仕方の無い状態だし、アルコールは決して嫌いでは無い。だから、控える様にはしていたんだが、確かによく飲んでいた。
だが、持病の診療を行っている医師から脂肪肝といわれ服用を強制される様になってから、有酸素運動など活発に行う様になり、食事改善も自主的に行うようになって体重は僅かずつだが減少している感じだし、今月2日に持病の診療を受けている病院の血液検査の結果と先週の血液検査の結果を照らし合わせると、脂肪肝の理由としていたGTP、γーGTPや中性脂肪などは大きく減少し、γーGTPはまだ基準値をかなり超えているんだが、GTPや中性脂肪は基準値を下回るか並ぶ状態まで減少している。
ただ、医師によるとGDPは基準値よりも低い数値を基準としなければならないようで、その数値よりもまだ9多い状態となっていたが、2日に比べれば11も減少している事になる。

ただ、総コレステロールが前回よりも12程増加していて、アルコールの取り過ぎ、あるいは乳製品食品の取りすぎがあったのかななどと思わされているが。

ただ、脂肪肝はネットや本に書かれてある様に薬を飲まなくとも、生活改善により治す事は可能だろうなと確信したんだが。よって、馬鹿みたいに薬を強制される事は絶対に拒否したいと思っている。