女装子愛好クラブ

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みんな、女として見ている。しかも、外国の女に-だ。それだから、余計に昂奮する。ゾクリ、ゾクリとする。

2023年02月16日 | ★女装の本・雑誌
今朝は寒いですね。
冷え込んでいます。

女装子さんはパンスト2枚穿きで対策するのでしょうか。
それとも80デニールの黒タイツでしょう。

さて、本日は梶山季之先生の隠れた名作『血と油と運河』からです。
石油会社社長の娘婿で、秘書課長の木島宏さんは隠れた趣味がありました。
それが女装です。
同じ女装仲間と女装して外出します。
今夜は横浜です。
中華街のレストランで金髪の鬘を被り、中華街の高級中華料理店で食事をしています。


横浜の中華街で、食事をしている時、木島の男性〇〇は、怒張し切っていた。
なまじっか、高級な中華レストランを選んだばっかりに、ボーイは、金髪のカツラとも知らず、外人だと思い込んで、「マダム、マダム……」と連発する。
「メイ・アイ・イントルデュース・マイセルフ?」などと、下手な英語で、自己紹介をしたがる。

 木島宏は、そのたびに、痛いほど、怒張を覚えた。
 今日は、コルセットを締めず、ナイロン・パンティ一枚である。
 だから、昂奮するたびに、スカートが、むくむくッ揺れる。
 それを隠そうとして、ストッキングの脚を組む。
 すると、股の間で、熱い火柱が揺れ動くのであった。
 みんな、女として見ている。しかも、外国の女に-だ。
 それだから、余計に昂奮する。
 ゾクリ、ゾクリとする。
 股のあいだに喰い込んでいる、ナイロン・パンティの感触。
 ストッキングの、ゆるやかな緊縛感。
 化粧のすべての羞らい。
 ぎゅッ、と締めつけるような、ハイヒールの痛さ。
 ない乳房を、糊塗しているブラジャーの中のスポンジ・ケーキ。
 金髪のカツラの重さ。
 マニキュアざれた爪の朱さ。
 ・・・すべてが、彼にとっては、恍惚の対象である。
 
 それを身に、しっかと纏い、変身して、食事している妖しい楽しさ。
 彼は、たまらなくなった。



この本もkindle化されてませんね。



コメント (2)
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