夏の初め頃、わが家に面した道路の土手で、憎っくきアレチウリの新芽を引き抜いていたときでした。その土手にあるはずも無い、斑入りの植物が目に入りました。これは、ひょっとしたら誰かが捨てたトラディスカンチアなのかなと思いました。
かわいそうにと思い、大事に引き抜いてきてしばらくの間水栽培をしていましたが、だいぶ根が出てきたところで鉢に植えてやりました。そして、それが花を付けていることに今日気がつきました。ところが、その花はまさに「ツユクサ(露草)」のそれなのです。
「あなたはツユクサ?」
トラディスカンチアだと思って育てていたら、「斑入りツユクサ」だったというわけです。とても綺麗な斑入りの葉っぱでしたから、“ワイフ君”にこのことを話してやったのですが、あれは園芸種だと言ってまったく聞く耳を持たないので、行って花を見てきなさいと言いました。
ネットで調べてみると、沢山の方々が「斑入りツユクサ」を育てていることも分かりました。トラディスカンチアは多年草ですが、ツユクサは一年草。そしたら種を採取して毎年育てているみたいです。
ツユクサの青色は神秘的で大好きですが、斑入りとなると別の楽しみ方になるんでしょうか。
シュンランなんかと一緒で葉を愛でるグループがいるのかな。
一年草となると種を採取するんですか。
ぼくだったらこぼれだねに期待してほったらかしにしちゃうかも。
わたしもツユクサだったと驚きでした。
斑入りの出方がとても美しくて、一年草だとわかりガッカリしました。
そうと分かっていれば、道路の土手にそのまま置けば、“tadaoxさん”のおっしゃるようにこぼれ種で増える可能性もありましたね。
斑入りのツユクサの発生率がいかほどかは分かりませんが、今まで見かけたことが無いところから判断すれば、相当希少だということは容易に想像出来ます。
首尾良く種が採取できたらいいのですが・・・。