恒例、春秋の行事なのだけど、こう暑いと家の中で省エネが一番だっ
て言ってる私も、ここ一番、暑さに真っ向勝負に出ちゃったのよ。
冷たいウーロン茶と梅干の小さな容器を用意して、「やるわよー!」で、
脚立の上の女にね。白い布を、アラビアのロレンスばりに顔中巻きつけて、
彼が乗ったそれはラクダの背だったけどね。ピーター・オトゥルが良かっ
たわね、映画のお話だけど。私が格闘するのは庭よ。紫外線対策(白内障
の原因)に、濃いサングラスをかけて、滑り止めつき軍手。ポケットが
沢山ついているエプロンをかけて、その上から白のブラウスを羽織って。
足元はスニーカー。ホントはズックと言う方が好き。そしてね、いつか地
下足袋を買うんだ、って思っているのよ。
あれは秀逸グッズと思ってるのですもの。
ところで、なぜ、酷暑の中での庭弄りか、って?
常々、ウチの宇宙人の軽自動車が、小さな庭に大きな顔をしているのが少し
癪でね。
駐車位置変更。これがバラのアーチが邪魔してて、思う所が難しい。それで?
10年以上経っているそのバラをスコップで、根を切らないように掘り起こ
して、と思ったら、最初の一入れで、横に這っていた大きな根をブチッと切
ってしまって。嘆いても後の祭。ただ、願わくば、挿し木ができるバラの生
命力に期待して、アーチ共々バラのお引越しよ。深く深く掘って、植え付け
て、バケツ1杯のお水プラス”死なないで”の祈りつき。これは、あれは、
と、ほとんどバラの鉢を移動。今年の猛暑にもめげずに、例年より状態がよく、
新芽を次々出す可愛いバラ達は、この秋に、もう一度咲いてくれるかも。暑さの
中で咲く花は、ドンドン切って、株を弱めないようにね。そのお花は
「お母さん、きれいでしょう?5月のお花のようには立派じゃないけど」
で、母の写真の前。無宗教だから、お盆も何もないわ。けれども、いただき
モノ、お初のもの、お花、それらは真っ先に母の写真の前に置いて。
そう、昔は、今でもお仏壇のあるお家ではしてると思うけれど、ご先祖様に
お供えしたものだったわね。ちょっとイヤだった、通信簿も置いて毎学期報告。
『こらー、こんな成績で恥ずかしくないのか?!』
って、言われてるような気がしたけれど。
そして、見つけちゃったのよ。うれし~~い!黄色のビオラ。
パンジーの小型。もう、お花を咲かせているのもあって、その株数が、かな
りあってね。来年のことを言うと鬼が笑うって言うけど、勝手に笑ってもら
いましょう。この冬から来年の春にかけて、我が家はこぼれ種から出てきた
ビオラでにぎわうのよ。すでに、桜草の小苗もあっちこっちに
「ちょっと早かったかしら?」で、出てきているし、もう、役者は揃ったよ
うなものね。
お友達が、
「ユリの肥料は、中に入れちゃダメって、専門家が言ってたわ。上に置く事」
そのお説のとおりに、根(球根)の栄養、カリの化学肥料を、咲き終わって、
見る影もなくなった無残な姿のカサブランカの鉢の上に、「来年も宜しくね」
って、置いて、その鉢は北側に移動。
どうにか車の置き場所も確定して、あとは残暑の日々を、移動しまくった植
物達の居場所を決める作業よ。時々木陰の下で、推理小説を手にして、休憩
しながらね。その為の椅子は確保よ。庭一面を覆うばかりのミモザの木の下で。
無数の莢(さや)が落ちたあとには、もう蕾がびっしり。ミモザも種類が多い
花木だけど、我が家のそれは、銀青色の葉っぱ。少し離れた所から見るその姿は、
涼しげに、全体的に青みがかって。こんもりと繁っているわ。
又来る弥生3月には、豊かな黄色い花が、枝を埋め尽くすように咲いてくれる事
でしょう。それぞれに、来年の装いの準備に余念のない我が家の植物達です。
て言ってる私も、ここ一番、暑さに真っ向勝負に出ちゃったのよ。
冷たいウーロン茶と梅干の小さな容器を用意して、「やるわよー!」で、
脚立の上の女にね。白い布を、アラビアのロレンスばりに顔中巻きつけて、
彼が乗ったそれはラクダの背だったけどね。ピーター・オトゥルが良かっ
たわね、映画のお話だけど。私が格闘するのは庭よ。紫外線対策(白内障
の原因)に、濃いサングラスをかけて、滑り止めつき軍手。ポケットが
沢山ついているエプロンをかけて、その上から白のブラウスを羽織って。
足元はスニーカー。ホントはズックと言う方が好き。そしてね、いつか地
下足袋を買うんだ、って思っているのよ。
あれは秀逸グッズと思ってるのですもの。
ところで、なぜ、酷暑の中での庭弄りか、って?
常々、ウチの宇宙人の軽自動車が、小さな庭に大きな顔をしているのが少し
癪でね。
駐車位置変更。これがバラのアーチが邪魔してて、思う所が難しい。それで?
10年以上経っているそのバラをスコップで、根を切らないように掘り起こ
して、と思ったら、最初の一入れで、横に這っていた大きな根をブチッと切
ってしまって。嘆いても後の祭。ただ、願わくば、挿し木ができるバラの生
命力に期待して、アーチ共々バラのお引越しよ。深く深く掘って、植え付け
て、バケツ1杯のお水プラス”死なないで”の祈りつき。これは、あれは、
と、ほとんどバラの鉢を移動。今年の猛暑にもめげずに、例年より状態がよく、
新芽を次々出す可愛いバラ達は、この秋に、もう一度咲いてくれるかも。暑さの
中で咲く花は、ドンドン切って、株を弱めないようにね。そのお花は
「お母さん、きれいでしょう?5月のお花のようには立派じゃないけど」
で、母の写真の前。無宗教だから、お盆も何もないわ。けれども、いただき
モノ、お初のもの、お花、それらは真っ先に母の写真の前に置いて。
そう、昔は、今でもお仏壇のあるお家ではしてると思うけれど、ご先祖様に
お供えしたものだったわね。ちょっとイヤだった、通信簿も置いて毎学期報告。
『こらー、こんな成績で恥ずかしくないのか?!』
って、言われてるような気がしたけれど。
そして、見つけちゃったのよ。うれし~~い!黄色のビオラ。
パンジーの小型。もう、お花を咲かせているのもあって、その株数が、かな
りあってね。来年のことを言うと鬼が笑うって言うけど、勝手に笑ってもら
いましょう。この冬から来年の春にかけて、我が家はこぼれ種から出てきた
ビオラでにぎわうのよ。すでに、桜草の小苗もあっちこっちに
「ちょっと早かったかしら?」で、出てきているし、もう、役者は揃ったよ
うなものね。
お友達が、
「ユリの肥料は、中に入れちゃダメって、専門家が言ってたわ。上に置く事」
そのお説のとおりに、根(球根)の栄養、カリの化学肥料を、咲き終わって、
見る影もなくなった無残な姿のカサブランカの鉢の上に、「来年も宜しくね」
って、置いて、その鉢は北側に移動。
どうにか車の置き場所も確定して、あとは残暑の日々を、移動しまくった植
物達の居場所を決める作業よ。時々木陰の下で、推理小説を手にして、休憩
しながらね。その為の椅子は確保よ。庭一面を覆うばかりのミモザの木の下で。
無数の莢(さや)が落ちたあとには、もう蕾がびっしり。ミモザも種類が多い
花木だけど、我が家のそれは、銀青色の葉っぱ。少し離れた所から見るその姿は、
涼しげに、全体的に青みがかって。こんもりと繁っているわ。
又来る弥生3月には、豊かな黄色い花が、枝を埋め尽くすように咲いてくれる事
でしょう。それぞれに、来年の装いの準備に余念のない我が家の植物達です。