ブット(飛)ぶ、ブット(飛)ばす、で、飛ぶの強調語?
それとも、パキスタン。核開発の父と言われるカーン博士を出した国。
そのなんやらが北朝鮮に行ったとかなんとか。そのイスラムのお国から出た女首相、
のち大統領になった、べジナル・ブット女史の事?
いいえ、そんな品のない表現語や、難しい政治とは無関係のブットなのよ。
正式には、
フジウツギ科、耐寒性落葉低木・・・ブットレア
花 期 ・・・ 5月~10月
って言う花木の名称。
ここ何年か、割合近い所にあるお宅の西側の塀越しに、紫色の濃淡の小さなお花が
房のようになって、い~い香りと共に零れ落ちそうになっている、いっつもいっつ
も気になってたお花の正体がそれだったのよ。あまりに美しい、それでいて、しな
やかな野生を感じさせる自然な姿。
いつか、そのお家へ伺って、名前を聞きたいって思っていたのよ。
それが、ヒョンナ事で知ることが出来て、嬉しいの二乗と言うくらいの嬉しさの中
に居るここのところの私なのよ。ほ~んと、「幸せの種」って、思いがけない所か
ら運ばれてくるのねえ。 どこで、その種を手に入れたかって?
第3時スペイン語講座の、これは日本語のフリートーキングの席上でよ。
なかなか魅力的な、世界中行ってらっしゃるという、この講座の責任者のフルカワ
サンと言う、そうねえ、久しぶりにマダムという言葉が逃げてしまわない、独特な
雰囲気をお持ちの方のお口から飛び出した名前だったのよ。
まあ、お話を聞いてても、こちらの知らない事が(だらけなんだけど)、その方か
ら飛び出す飛び出す。
ケイコサンに勝るとも劣らない博学、女ップリ。大人の女の装いよ。すこうしセク
シーでね。こうじゃなきゃね、大人のいい女は。
夕方からはお留守という方。大学のことも詳しい詳しい、
「どうしてそんなに大学の事にお詳しいの?」
「あのね、大和でフルカワサンを知らない人は居ないよ。先生だよ」
って、唯一の男性生徒がおっしゃるのよ。ご本人は、ニヤニヤして手を振ってらっ
しゃる。詳しくは教えてくださらないし、お聞きする気も起こらなかったけれど。
私はどうも、先生って苦手なので、腰が引けるの。いっつも命令されてきた末っ子
のヒガミもあるけどね。命令されるのが嫌いだから。おおっぴらに命令できる職業
みたいですものね。しかもよそのお子さんを呼び捨てよ。オ~怖!加えて、学校の
先生の社会常識のなさ、独り善がり、高慢さがたまらなく厭なものでね。
だから、先生って言葉に過剰反応して、どこかに逃げる用意をしてる私が居るの
だけど、もしかしたら、そんなこんなを凌駕する魅力をお持ちかも知れないって、
そんな雰囲気をお持ちの女性なのよ。
最近も、お嬢さんとサイパンに行らして、サンセットを横目にハンモックで読書。
「サイパンて、ちょっと馬鹿にしてたんだけど、捨てたものじゃあなかったし、
ハンモックで読書なんて、至福だったわよ~。スペイン語と英語と現地語のミッ
クスの言葉もあったり、でも大体は英語でオーケーよ」
それが厭味には聞こえない。それより、ああ、ここで又1人、読書家と知り合い
になれた嬉しさが先立ったわね。
そのフルカワサンが、ブットレアのことを言ってらっしゃる。お家にいらっしゃ
る時は、庭弄りよって。その彼女のお話で、私が
「もしかして、小さなお花がびっしり房のようになって、い~い匂いがする木?」
「ええ、そう。ブットレアって名前よ」
「ブットレアね。さあ書かなきゃ」
「ポット苗を買ってきて、もう少ししたら地に下ろそうって思ってるのよ」
気になっていた木。スッキリしたところで、
「来週のお勉強はあるのかしら?」
「ええ、いつものように」
5週ある8月だから、変則かなってね。
終ると、サッサと各自お帰りよ。
「Adios. Hasta la proxima semana!」
車はドイトに向けて、液肥を買いに。
そこで、な~んと、そのブットレアを売ってるじゃない。
これを買わずにどうする!ってね。
でもね、このブットレアは、野生の女の子のようなたたずまいなのよ。自由に、
おおらかに、だけど頑固と言っていいような強い意志をもっている、そんな感
じがする花木なので、ウチの小さな小さなお庭のどこに植えられるかしら?ってね。
でも、エーイッままよ。買って来ちゃいました。手始めにピンク色を。
黄色も白も、もちろん紫の濃淡も欲しいのよ。
行って見ようかな~~、ドイトへ。
残暑の中の庭造りも大詰めにかかって、仕上げに、すこうしお行儀の悪いブットレ
アを植えて、〆にしようかしらってね。
別名「蝶集め」とも言われるそうです。そのくらいいい匂いなのよ。
アッ、前のお宅のカズコサンに悪いかなあ。彼女が固まっている時は、その視線の
先に必ず蝶々がいるのですもの。
ハロウィンの時に、アメリカに留学していた服部君だったかしら?近所を仮装でま
わる、その時にあるお家の住人に言われた
「フリーズ!(固まれ!)」
が、わからなかったばかりに銃殺されたあの単語。「フリーズ」
そう、まさにその状態になってしまう蝶々嫌いのカズコサンだからねえ。
森英恵も嫌いなんですって。ブランドマークが蝶だからって。
でも、ごめんなさいね。ドイトで見かけたら買ってくるつもりです。そして、蝶々
が乱舞するお庭になっちゃうかもしれないけれど。
それとも、パキスタン。核開発の父と言われるカーン博士を出した国。
そのなんやらが北朝鮮に行ったとかなんとか。そのイスラムのお国から出た女首相、
のち大統領になった、べジナル・ブット女史の事?
いいえ、そんな品のない表現語や、難しい政治とは無関係のブットなのよ。
正式には、
フジウツギ科、耐寒性落葉低木・・・ブットレア
花 期 ・・・ 5月~10月
って言う花木の名称。
ここ何年か、割合近い所にあるお宅の西側の塀越しに、紫色の濃淡の小さなお花が
房のようになって、い~い香りと共に零れ落ちそうになっている、いっつもいっつ
も気になってたお花の正体がそれだったのよ。あまりに美しい、それでいて、しな
やかな野生を感じさせる自然な姿。
いつか、そのお家へ伺って、名前を聞きたいって思っていたのよ。
それが、ヒョンナ事で知ることが出来て、嬉しいの二乗と言うくらいの嬉しさの中
に居るここのところの私なのよ。ほ~んと、「幸せの種」って、思いがけない所か
ら運ばれてくるのねえ。 どこで、その種を手に入れたかって?
第3時スペイン語講座の、これは日本語のフリートーキングの席上でよ。
なかなか魅力的な、世界中行ってらっしゃるという、この講座の責任者のフルカワ
サンと言う、そうねえ、久しぶりにマダムという言葉が逃げてしまわない、独特な
雰囲気をお持ちの方のお口から飛び出した名前だったのよ。
まあ、お話を聞いてても、こちらの知らない事が(だらけなんだけど)、その方か
ら飛び出す飛び出す。
ケイコサンに勝るとも劣らない博学、女ップリ。大人の女の装いよ。すこうしセク
シーでね。こうじゃなきゃね、大人のいい女は。
夕方からはお留守という方。大学のことも詳しい詳しい、
「どうしてそんなに大学の事にお詳しいの?」
「あのね、大和でフルカワサンを知らない人は居ないよ。先生だよ」
って、唯一の男性生徒がおっしゃるのよ。ご本人は、ニヤニヤして手を振ってらっ
しゃる。詳しくは教えてくださらないし、お聞きする気も起こらなかったけれど。
私はどうも、先生って苦手なので、腰が引けるの。いっつも命令されてきた末っ子
のヒガミもあるけどね。命令されるのが嫌いだから。おおっぴらに命令できる職業
みたいですものね。しかもよそのお子さんを呼び捨てよ。オ~怖!加えて、学校の
先生の社会常識のなさ、独り善がり、高慢さがたまらなく厭なものでね。
だから、先生って言葉に過剰反応して、どこかに逃げる用意をしてる私が居るの
だけど、もしかしたら、そんなこんなを凌駕する魅力をお持ちかも知れないって、
そんな雰囲気をお持ちの女性なのよ。
最近も、お嬢さんとサイパンに行らして、サンセットを横目にハンモックで読書。
「サイパンて、ちょっと馬鹿にしてたんだけど、捨てたものじゃあなかったし、
ハンモックで読書なんて、至福だったわよ~。スペイン語と英語と現地語のミッ
クスの言葉もあったり、でも大体は英語でオーケーよ」
それが厭味には聞こえない。それより、ああ、ここで又1人、読書家と知り合い
になれた嬉しさが先立ったわね。
そのフルカワサンが、ブットレアのことを言ってらっしゃる。お家にいらっしゃ
る時は、庭弄りよって。その彼女のお話で、私が
「もしかして、小さなお花がびっしり房のようになって、い~い匂いがする木?」
「ええ、そう。ブットレアって名前よ」
「ブットレアね。さあ書かなきゃ」
「ポット苗を買ってきて、もう少ししたら地に下ろそうって思ってるのよ」
気になっていた木。スッキリしたところで、
「来週のお勉強はあるのかしら?」
「ええ、いつものように」
5週ある8月だから、変則かなってね。
終ると、サッサと各自お帰りよ。
「Adios. Hasta la proxima semana!」
車はドイトに向けて、液肥を買いに。
そこで、な~んと、そのブットレアを売ってるじゃない。
これを買わずにどうする!ってね。
でもね、このブットレアは、野生の女の子のようなたたずまいなのよ。自由に、
おおらかに、だけど頑固と言っていいような強い意志をもっている、そんな感
じがする花木なので、ウチの小さな小さなお庭のどこに植えられるかしら?ってね。
でも、エーイッままよ。買って来ちゃいました。手始めにピンク色を。
黄色も白も、もちろん紫の濃淡も欲しいのよ。
行って見ようかな~~、ドイトへ。
残暑の中の庭造りも大詰めにかかって、仕上げに、すこうしお行儀の悪いブットレ
アを植えて、〆にしようかしらってね。
別名「蝶集め」とも言われるそうです。そのくらいいい匂いなのよ。
アッ、前のお宅のカズコサンに悪いかなあ。彼女が固まっている時は、その視線の
先に必ず蝶々がいるのですもの。
ハロウィンの時に、アメリカに留学していた服部君だったかしら?近所を仮装でま
わる、その時にあるお家の住人に言われた
「フリーズ!(固まれ!)」
が、わからなかったばかりに銃殺されたあの単語。「フリーズ」
そう、まさにその状態になってしまう蝶々嫌いのカズコサンだからねえ。
森英恵も嫌いなんですって。ブランドマークが蝶だからって。
でも、ごめんなさいね。ドイトで見かけたら買ってくるつもりです。そして、蝶々
が乱舞するお庭になっちゃうかもしれないけれど。