2度寝。5時に起きてコーヒーとヨーグルト。雨じゃ散歩も無理だし、じゃあ、
やっぱり「中原の虹」の続きを読もう!って、もう1度お布団の中へ。みんな
まだ寝てるしね~。犬も猫も。
時々時計を見ながら、文面に引き込まれて、そしてある時を境に、本はバタッ
て畳の上に。トロトロして、ハッと時計を見れば、
「アラー、大変!遅れちゃう!」
約束の時間まで、1時間。
その後の私はコマ早送り状態。5分で着替えてお化粧(って言うほどのものでは
ない)して、バッグに辞書・練習用紙・筆記用具・ハンカチ・お財布・携帯電話
を詰め込んで、いざ出発!
「駅まで送って行こう」
って、初めてじゃないかな~、セニョール・ダンからそんなことを言われたのは。
大体が、自分の行動に関しては、お願い!ってことはしない言わない女だから。
全て、自分で処理できる範囲でしか行動しないから、家族にそのための協力は
乞わない。人間て、ありがたい!から 当たり前! まで行くのに、ほんと時間を
かけない生き物だからねえ。そんな人間になるのは目に見えてるもの。だから、
「~~して」とは極力言わないようにしてるので、セニョールの申し出はビックリ。
梅雨前線に大型台風の影響で、遠慮のない雨の降り方。まあ濡れてもいいという格
好で出かけるつもりだったから、本当に嬉しかったわ。
駅まで送ってもらって、
「本当にありがとう、助かったわ~」
言葉と深いお辞儀を、お返しに。
家族だから、言わない、態度に出すまでもないってあれが嫌いなの。家族だから
惜しみない言葉を、態度を出さなきゃね。 ね?
自論「ありがとう」「ごめんなさい」を言える人の方が言われる人より上等!って
あれ。 間髪入れず言うわ私は。だって、上等な人間でいたいのですもの。家族に
言えない、言わない人を私は尊敬しない。だから、友人は少なくなった、悲しいかな。
国際化協会からの印刷物を頼りに地図を見ていたら、ミゲルクンから電話。
ほぼ同じ時間に反対側のホームへ到着。
駅のすぐ近くのビルの2階に、私たちが行くインド料理店がありました。
1時過、雨降りの土曜日、天気予報では、益々悪天候に!のせいか、お客さんは
他に2人だけでした。
「いらっしゃい!」
くせのない日本語で迎え入れてくれたインド人は若いウェーター。来日1年半との事。
「お金に色んな言葉が書いてあるってホント?」
彼が見せてくれた2ルピーのお札には、これは2ルピーですって、小さな小さな
何語か全くわからない文字が書かれていたわ。
「インドには30の言葉があります。でも大体はヒンドゥかタミル語です」
こういう話は、グググーって引き込むのよね。でも、そうこうしてる内にランチ。
カレー2種類(選べる)、ターメリックで炊き込んだご飯、サラダ、デザートの
乗ったお盆。籠には大きなナンが。このナンが上品な甘さで、ご飯にかけて食べる
カレーより、ナンにつけて食べるのが好き。
ヨーグルトの上にマンゴージュース。これは、このメニューについているもの。
3時までなら居てもかまわないって。
た~だ食べてオシャベリしてじゃつまらない。
2週、お休みした彼に、私が用意した勉強法は、私たちが初めて中学校で習った、
やかましく言われた「5W1H」が入った文を作りなさいってあれ!
「いつ・だれ・なに・どこ・なぜ・どう」助詞が変われば、立場が変わる。
時制も変えられる。 ついでに、助詞「は」と「が」の違いも。
ちょっと考えて、書き出したミゲルクン。
それを見ていたウェイター。
「スゴイ!カンジネ」
「ええ、彼は日本語を勉強して半年になるかどうかなんだけど、初めから漢字を
入れた日本語を教えて、今はたくさん書けるのよ」
「ワタシモ シリタイ」
「いいわよ、教えてあげましょうか?でも、易しくないわよ」
これは、半分社交辞令、日本人お得意のね。あ~~やだやだ私としたことが!
う~ん、ってうなって考えているミゲルクン。
「ね、ミゲルクン。声に出してよ。何を書くのか。スペイン語と日本語は動詞の
使い方が反対なんだから。あなたが言うのを私はスペイン語で書くのよ。だから
黙って書かないで!」
この子は、例文作成に、時制を変えるなんて、憎い事をしてくれるじゃない。
私が未来形を遣えば、おどろいたり なんて役者もやって。
すらすら書ければ、お互いに拍手なんて。そこに、ウェイター
「英語できますか?」
って私に。
"U~n, little bit.OK, I'm going to write English,too ,right?"
”Yes!”
面白いじゃない。ヒンドゥ、タミル語がわからないのが悔しいけど、3ヶ国語も
悪くないって。
時間になって、駅まで。なるべく彼は日本語私はスペイン語の会話でって。
なんでも、面白くなければ身につかない、つきにくいから、彼に、木曜日の夜に
土曜日に勉強したいかどうか電話をしてねって。勉強部屋を借りるのが、金曜日
で、鍵を受け取らなければならないので。
たった半年で、彼は漢字混じりの日本語をかなり読み書きできるようになりました。
優秀な頭脳を持っている人(子どもでも)とのやり取りは快感です。
さあ、これから彼の本当の意欲にゆだねられた日本語勉強です。
私も頑張って、もっとスペイン語と付き合わなければ!
やっぱり「中原の虹」の続きを読もう!って、もう1度お布団の中へ。みんな
まだ寝てるしね~。犬も猫も。
時々時計を見ながら、文面に引き込まれて、そしてある時を境に、本はバタッ
て畳の上に。トロトロして、ハッと時計を見れば、
「アラー、大変!遅れちゃう!」
約束の時間まで、1時間。
その後の私はコマ早送り状態。5分で着替えてお化粧(って言うほどのものでは
ない)して、バッグに辞書・練習用紙・筆記用具・ハンカチ・お財布・携帯電話
を詰め込んで、いざ出発!
「駅まで送って行こう」
って、初めてじゃないかな~、セニョール・ダンからそんなことを言われたのは。
大体が、自分の行動に関しては、お願い!ってことはしない言わない女だから。
全て、自分で処理できる範囲でしか行動しないから、家族にそのための協力は
乞わない。人間て、ありがたい!から 当たり前! まで行くのに、ほんと時間を
かけない生き物だからねえ。そんな人間になるのは目に見えてるもの。だから、
「~~して」とは極力言わないようにしてるので、セニョールの申し出はビックリ。
梅雨前線に大型台風の影響で、遠慮のない雨の降り方。まあ濡れてもいいという格
好で出かけるつもりだったから、本当に嬉しかったわ。
駅まで送ってもらって、
「本当にありがとう、助かったわ~」
言葉と深いお辞儀を、お返しに。
家族だから、言わない、態度に出すまでもないってあれが嫌いなの。家族だから
惜しみない言葉を、態度を出さなきゃね。 ね?
自論「ありがとう」「ごめんなさい」を言える人の方が言われる人より上等!って
あれ。 間髪入れず言うわ私は。だって、上等な人間でいたいのですもの。家族に
言えない、言わない人を私は尊敬しない。だから、友人は少なくなった、悲しいかな。
国際化協会からの印刷物を頼りに地図を見ていたら、ミゲルクンから電話。
ほぼ同じ時間に反対側のホームへ到着。
駅のすぐ近くのビルの2階に、私たちが行くインド料理店がありました。
1時過、雨降りの土曜日、天気予報では、益々悪天候に!のせいか、お客さんは
他に2人だけでした。
「いらっしゃい!」
くせのない日本語で迎え入れてくれたインド人は若いウェーター。来日1年半との事。
「お金に色んな言葉が書いてあるってホント?」
彼が見せてくれた2ルピーのお札には、これは2ルピーですって、小さな小さな
何語か全くわからない文字が書かれていたわ。
「インドには30の言葉があります。でも大体はヒンドゥかタミル語です」
こういう話は、グググーって引き込むのよね。でも、そうこうしてる内にランチ。
カレー2種類(選べる)、ターメリックで炊き込んだご飯、サラダ、デザートの
乗ったお盆。籠には大きなナンが。このナンが上品な甘さで、ご飯にかけて食べる
カレーより、ナンにつけて食べるのが好き。
ヨーグルトの上にマンゴージュース。これは、このメニューについているもの。
3時までなら居てもかまわないって。
た~だ食べてオシャベリしてじゃつまらない。
2週、お休みした彼に、私が用意した勉強法は、私たちが初めて中学校で習った、
やかましく言われた「5W1H」が入った文を作りなさいってあれ!
「いつ・だれ・なに・どこ・なぜ・どう」助詞が変われば、立場が変わる。
時制も変えられる。 ついでに、助詞「は」と「が」の違いも。
ちょっと考えて、書き出したミゲルクン。
それを見ていたウェイター。
「スゴイ!カンジネ」
「ええ、彼は日本語を勉強して半年になるかどうかなんだけど、初めから漢字を
入れた日本語を教えて、今はたくさん書けるのよ」
「ワタシモ シリタイ」
「いいわよ、教えてあげましょうか?でも、易しくないわよ」
これは、半分社交辞令、日本人お得意のね。あ~~やだやだ私としたことが!
う~ん、ってうなって考えているミゲルクン。
「ね、ミゲルクン。声に出してよ。何を書くのか。スペイン語と日本語は動詞の
使い方が反対なんだから。あなたが言うのを私はスペイン語で書くのよ。だから
黙って書かないで!」
この子は、例文作成に、時制を変えるなんて、憎い事をしてくれるじゃない。
私が未来形を遣えば、おどろいたり なんて役者もやって。
すらすら書ければ、お互いに拍手なんて。そこに、ウェイター
「英語できますか?」
って私に。
"U~n, little bit.OK, I'm going to write English,too ,right?"
”Yes!”
面白いじゃない。ヒンドゥ、タミル語がわからないのが悔しいけど、3ヶ国語も
悪くないって。
時間になって、駅まで。なるべく彼は日本語私はスペイン語の会話でって。
なんでも、面白くなければ身につかない、つきにくいから、彼に、木曜日の夜に
土曜日に勉強したいかどうか電話をしてねって。勉強部屋を借りるのが、金曜日
で、鍵を受け取らなければならないので。
たった半年で、彼は漢字混じりの日本語をかなり読み書きできるようになりました。
優秀な頭脳を持っている人(子どもでも)とのやり取りは快感です。
さあ、これから彼の本当の意欲にゆだねられた日本語勉強です。
私も頑張って、もっとスペイン語と付き合わなければ!