ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

やっぱり~?

2009-06-18 09:20:35 | Weblog
寂しいわ~あなたがいなくなるって。
1年未満のお付き合いだったベアチャン。彼女はインターナショナルスクールの
正規の先生におなりです。彼女のためには何よりの事なのですが。
中身は簡単。表現はちょっと難しいって、お当番の発表も終わって、帰りの
エレベーターでご一緒、降りてからちょっとお話を。
「かれこれ数年になろうとしているのに、自分の程度にいささか腹をたててるの。
もう、ここまで?って。会話にならない勉強って何なのってね」
「みんな そんなものよ」
「ン~みんなはどうでもいいの。会話ができなきゃ意味ないでしょう?」
「会話は難しいわ。でもここで会話の個人レッスンやってるのよ」
「そこには加われないでしょう?レベルが違うと」
「始めたばかりだから、問題ないと思うけど」
「考えてみるわ」
「Animo!=頑張って!」

そう、やっぱりそうなのね~会話は難しいって。
子どもなら、吸い取り紙のように、理屈抜きで吸収するけれど、大人は、しかも
高齢者の外国語学習は、会話なんて無理って、暗黙の了解の下でのお互いのよう
です。
しないよりはいい!何かに向かう、知的好奇心を満たすって素晴らしいって、
本当にそう思います。加齢による様々な低下に、抵抗する事は有意義です。
興味を持てる、ちょっときついかな?に挑戦がいいのです。

テレビや雑誌の低級な巷の話題や、病気やお金の話に終始しがちな高齢者達。
そんな人達と一線を画す知的好奇心保持者達は魅力的です。
87才のセニョールは時々英語がそのお口から飛び出しますが。70代後半の
クラスメイトもチラホラ。皆さん真剣に、けど微笑ましい授業風景です。

いつも言う、素晴らしい日本に住んで、勉強の成果が得られないって嘆く(でも
ありませんが)自分を戒めなければいけませんね。
何事も、全ては自分が選択してきた結果が、常に今!なのですから。
CDもDVDも、はたまた出会える(会話可能)チャンスは今の日本にはゴロゴロ。
参考書もテレビ、ラジオ講座も目白押しのありがたい現在の日本外国語取得環境
に生きていて、何をゴタクを並べる!・・・ハイ(小さく)、自分を信じて
諦めないで、関わっていきましょう。継続は力なりにするのもぜ~んぶあたくし
なのですから。これは疑い様もない事実です。

さっき、セニョール・ダンが出掛けました。彼が所属するあるシニアクラブの面々と
魚市場へ見学ですって。
「じゃ、お土産はお魚ね?」
「買えないらしいよ。持ち帰り禁止」
「エーッ、残念。ハイ、行ってらっしゃ~い!」

今日は中国語個人レッスンです。
レッスン後、リチュアン君が初めてというお寿司を食べに行きます。
道案内は、勿論彼です(笑)。初めての地域なんて案内できるわけはないあたくし
ですから。

今日はしっかり録音します。あの難しい中国語の発音を。
CH(チュ)・Q(チ)・C(タとサの中間音)SH(シュ)・X(シ)・Z(ズ)・ZH
(ジュ)・J(ジ)・NG(ゥン鼻に抜ける)どれも??????
まだあたくしの頭の中では整理できてません。ということは出せない
ってことなのです。トホホホホホホ・・・・・・

東の横綱を中国語とするなら、西の横綱はフランス語じゃないかしら?
どちらも舌がこまめに動き回ります口の中で。ソウシンさんが言うように、何もかも
かなぐり捨てて、大声で早口で特訓するしか手立てはないみたい。恥ずかしい?
みっともない?そんな思いがチラとでも脳裏をかすめたらそれは会話放棄って事
なのですから。やるっきゃない! です。