木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ラストチャンス

2023年11月24日 05時26分10秒 | 耕作放棄地

インゲンのことを「三度豆」とも呼ぶ。大阪ではこちらの方がお馴染みかも知れない。意味合いは年に3回も収穫可能との特性による。年に2回が二期作だから、3回は何と呼ぶのだろう、三期作だろうか。それはまあともかく、今時分、子狸はインゲンを栽培している。晩秋の時期にインゲンなどと不可解に思われるだろうが、子狸も多少は不安がある。インゲンは、無事に発芽して1メートル程にまでツルが伸びたところだ。小さな花も咲き出した。どうやら余計な心配は不要な見込み。期待半分で眺めると、来月中旬位には収穫可能かなと。捕らぬタヌキの何とやら・・・・かも知れないが。

これまでも何回かインゲンの二期作をやってきた。但し、何れももう少し早めの時期で、二度目の収穫が10月頃だったかと思う。と言うことは、一期目のインゲンが未だ存命中に二期目のインゲンの種蒔きを行った模様。つまりダブルスクール的な栽培法だった。今回は一期目の収穫が終わり、撤去した後しばしの待機期間をおいての種蒔きだった。ギリギリか遅めのスタートだったのだ。

従って不安半分というのも、あながち危惧しすぎとは言えないだろう。ともあれ成長中なので期待して見守って行こうと思っている。純粋な冬野菜を除き、基本的には野菜類は寒さに弱い。寒冷期に入る前に収穫を終えるのがセオリーだ。子狸のインゲンはギリギリのラインかも知れない。世間で言うところのラストチャンス、例年に比し暖かい気候なのが救いだろうか。

地球温暖化の影響がプラスに現れた希少な事例かも知れない。余計な話だが、地球が温暖化して地球上の全部の氷が溶けたら、海水面が60メートルほど上昇するとか何とか。大阪市など全部が水没でしょうね。ちなみに我が家の標高は120メートル程度、少なくとも水没は免れるようです。但し都市機能はマヒするでしょうから生存は困難かも・・・・・ですね。

インゲンの栽培時期の話から、とんでもない分野へと話が飛びました。年末、無事にインゲンの収穫に立ち会いたいものです。南極と北極の氷が溶けない事を願いながら。

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年の花園は・・・ | トップ | 木枯らし吹く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

耕作放棄地」カテゴリの最新記事