木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ハヤトウリの栽培手法

2023年04月19日 05時39分32秒 | 耕作放棄地

ハヤトウリの栽培手法に2種類あって、それが「種子栽培」と「根株栽培」であるとは既述したかと思う。しかも「大御所」の選択は前者だとも・・・・・・。それが経年変化で何時の間にか変更されており、理由もあったのだ。今回はそんなお話を。結論から申し上げると、大御所の手法が、種子栽培→根株栽培、へと切り替わっていたのだ。存じないのは子狸だけだったみたいで、情報不足のとんまさは相変わらずの模様。理由も明白、彼の言葉を借りると、「ハヤトウリは多年草だから」・・・に尽きるようだ。

無論、最初の最初の栽培は「種子栽培」に限定される。1回栽培して収穫出来ると、後は根株栽培を繰り返した方が合理的で、尚、成長も順調な模様だ。その事例を画像でご紹介しようかと思う。画像を順番にご覧戴きたいが、根株の経年変化の状態だ。所在地は彼のハヤトウリ畑で、何れも同一場所で同一条件での栽培、発芽した根株の状態が余りにも異なっているでしょう。相違点は、根株が1年目の株、3年目の株、5年目の株・・・・・と種子を埋設してからの経過年数の違いだけ。

無論、連作障害の発生は(?)・・・・・とのツッコミが入るのは承知のうえだ。そこらが多年草の最大の特徴でもあるのだろう。連続栽培しても弊害は出ないようで、「大御所」も「長老」も同一場所での栽培を続けている。これは非常に有り難い特性で、何よりもハヤトウリ栽培には棚の構築を必要とする。簡単に栽培場所を移動できないのだ。

<1年経過の株>

上述の状況から判断すると、ハヤトウリの栽培には以下の手法が適切かと推測される。まずもって最初の植え込みは「種子栽培」、無事に1年経過すると「根株栽培」への変更、設備には棚が必携で栽培箇所は同一場所でOKかと。但し、ツル性の特徴によるのか、結構ツルは幅広く伸びていきます。それなりの栽培棚が必要となってきますので、ご準備の程を。それと成果品たる収穫物が多量になるので、相応の利用方法を想定しておく必要があります。畑で腐らせる訳にもいかないでしょう。

<3年経過の株>

例の若き挑戦者O氏もハヤトウリの栽培に着手、種子を埋設したとか何とかの噂も。下仁田ネギの事例もあります。畑での立ち枯れとならない事を願うのですが。

<5年経過の株>

 

 

 

 

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