木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

スイカ畑の悪夢

2024年07月15日 05時23分04秒 | 耕作放棄地

夏野菜の代表格はやはりスイカであろう。大きくて甘いスイカは垂涎の的、誰しもが栽培したい物だがそこはそれ、簡単では無い。それなりの面積と栽培技術それに防獣・防鳥対策が求められるのだ。従って、仲間内で栽培しているのは「大御所」と「長老」の2名のみ、但し今年は大御所が体調不良みたいで見送った。結果、長老のみの栽培事例だ。と言うことは、獣や鳥の襲撃も彼の畑に集中することに・・・・・・。

無論、長老も其処らは弁えている。熟慮の上、防獣・防鳥ネットで畑を囲い込み、簡単には侵入できないように工作した。準備万端、襲撃は防げるはずであった。ところがどっこい、敵さんは一枚上手、知略に長けていたのか襲撃されてしまったのだ。画像で穴の空いたスイカを上げておきますが、害獣による襲撃例です。状況から判断すると犯人はアライグマの模様です。連中は果菜類に穴を空け手を突っ込んで甘味を取り出し食害します。手口からみてアライグマに間違いないでしょう。

ネットで囲ってるのに何故・・・・・と疑問に思われるでしょうが、運動能力抜群の個体達、自在に登りまくって僅かな隙間から侵入します。連中を防止するのは事実上不可能で、経験豊富な長老でも対応しかねるのが実情でしょう。悔しさにあふれた長老が、気の毒でもあります。

昨日彼の畑を覗いたら件のスイカが消えてました。畑から除去したようです。まだまだ成熟中のスイカ達、無残な姿を他のスイカに見せたくなかったのでしょう。

長老にとっては真夏の悪夢でしょう、怒り狂って捕獲罠の設置にと動いているかも知れません。毎夏、数匹は捕獲されるアライグマ、無論、連中を捕縛しても被害のスイカは戻っては来ません。数ヶ月掛けて苦労して育てたスイカ、何とも悔しいものです。何とか効果的な防獣対策を考案したいものですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

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